水上 芳美(みずかみ よしみ、1921年2月17日 - 2006年3月20日)は、日本の経営者。長谷川工務店(現在の長谷工コーポレーション)社長、会長を務めた。

経歴 編集

兵庫県出身[1]1944年神戸商業大学 (旧制)(現・神戸大学)を卒業。1946年長谷川工務店に入社[1]1949年1月には早くも取締役に就任し、1960年2月常務、1962年12月専務となり長谷工の業績拡大に合わせて昇進を重ねる。1966年2月副社長就任を経て、1969年7月に同社創業者長谷川武彦の後を受けて第2代社長に就任[1]1987年8月に会長に就任するまで18年間社長職にあった。1996年6月に取締役相談役に退き、1998年6月から翌年まで顧問も務めた[1]。日本高層住宅協会副理事長、不動産協会、東京建設業協会、経済団体連合会各理事などの要職にも推された[2]1993年11月に勲三等瑞宝章を受章[1]

2006年3月20日脳梗塞のために死去[3]。85歳没。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 人事興信所 1999, み68頁.
  2. ^ 長谷工コーポレーション元代表取締役社長、水上芳美氏逝去”. 不動産流通研究所. 2023年9月1日閲覧。
  3. ^ 2006年 3月28日 日本経済新聞 朝刊 p43

参考文献 編集

  • 人事興信所 編『人事興信録 第40版 下』人事興信所、1999年。 
先代
長谷川武彦
長谷川工務店社長
1969年 - 1987年
次代
合田耕平