水海道駅

茨城県常総市水海道宝町にある関東鉄道の駅

水海道駅(みつかいどうえき)は、茨城県常総市水海道宝町にある関東鉄道常総線

水海道駅
駅舎(2023年7月)
みつかいどう
Mitsukaidō
小絹 (4.5 km)
(1.8 km) 北水海道
地図
茨城県常総市水海道宝町石宮2861-2
北緯36度1分6.049秒 東経139度59分31.08秒 / 北緯36.01834694度 東経139.9919667度 / 36.01834694; 139.9919667 (水海道駅)座標: 北緯36度1分6.049秒 東経139度59分31.08秒 / 北緯36.01834694度 東経139.9919667度 / 36.01834694; 139.9919667 (水海道駅)
所属事業者 関東鉄道
所属路線 常総線
キロ程 17.5 km(取手起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
2,725人/日
-2022年-
開業年月日 1913年大正2年)11月1日[1]
備考 複線区間終点・快速停車駅
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概要 編集

当駅は常総市の代表駅であり、中心市街地や、安楽寺(元三大師[2]弘経寺[3]一言主神社[4]大生郷天満宮[5]、あすなろの里[6]、二水会館[7]等、市内の主な観光名所は当駅が最寄り駅である。

歴史 編集

駅構造 編集

単式・島式複合の2面3線のホームを持つ地上駅である。跨線橋はなく、下館方に構内踏切がある。旧常総鉄道の本社が創立以来53年間置かれていた[10]。有人駅であるが、早朝・夜間は出札窓口の営業を行わない。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先 備考
1 常総線 下り 下妻下館方面  
上り 守谷取手方面  
2 当駅始発
3  
下り 下妻・下館方面  
  • 以前は方面別ホームであったが、2005年平成17年)8月24日のダイヤ改正から単行(1両)ワンマン列車が守谷まで乗り入れたことで複雑になった。
  • 改札口正面にはマグネットの手動発車標(種別、行先、発車番線)が設置されていた。
  • かつて駅舎内に売店とそば・うどん店があったが、閉鎖された。跡地には自動販売機が設置されている。

当駅における輸送上の特徴 編集

当駅は常総線における運行上の拠点駅であり、当駅を境に取手方は複線、下館方は単線となり、当駅より取手方1.8 km先には水海道車両基地を構える。

  • 上り(小絹新守谷守谷取手方面)
    • 日中は概ね1時間に3本の普通列車(取手行、一部守谷行)が停車し半数の列車が当駅始発である。一部時間帯には快速列車が停車する[11]
  • 下り(石下下妻下館方面)
    • 当駅からは、日中は概ね1時間に2本の普通列車と一部時間帯に快速列車が停車する。夜間には下妻行の区間列車も設定されている[11]

利用状況 編集

2022年度の一日平均乗降人員は2,725人である[12][13]

近年の一日平均乗車人員の推移は下記の通り。

乗車人員推移
年度 乗車人員 乗降人員
2005 1,399
2006 1,398
2007 1,475
2008 1,494
2009 1,407
2010 1,345
2011 1,306
2012 1,382
2013 1,451
2014 1,462
2015 1,451
2016 1,500
2017 1,479
2018 1,485
2019 2,629
2020
2021
2022 2,725

駅周辺 編集

 
駅前広場
 
駅西側にある水海道第一高等学校
 
ブラジル銀行茨城出張所(2014年閉鎖)

駅の周辺には水海道市街地が広がる。駅舎側は、北側に常総市役所などの官公署、西側に常総市立図書館や茨城県立水海道第一高等学校・附属中学校などの学校があり、南北自由通路を経由して南側には国道294号沿いを中心に商業施設が並んでいる。

駅舎は駅の北側に設置され、かつて駅の南側に隣接して水海道機関区が設置されていた。駅を南北に跨ぐ自由通路が設置されている。

北側方面(駅舎側) 編集

南側方面(南北自由通路経由) 編集

バス路線 編集

かつては東京都心方面への高速バスや、坂東市猿島町方面への路線も運行されていたが、いずれも廃止された。また、運転免許センターまでを結ぶ急行わかば号が運行されていたが、2019年に休止、2020年に正式に廃止となった。

現在はつくばエクスプレスみどりの駅を経由し、つくば市谷田部地区、土浦市方面に向かう路線バスが発着するのみで、平日は朝方に3本と夕方に4本、休日は朝方と午後で合わせて2本と、本数は僅少である。

現行路線 編集

隣の駅 編集

関東鉄道
常総線
快速
守谷駅 - 水海道駅 - 石下駅
普通
小絹駅 - 水海道駅 - 北水海道駅

脚注 編集

記事本文 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道真岡鐵道首都圏新都市鉄道流鉄曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。 
  2. ^ 安楽寺.名所・関東鉄道公式ホームページ
  3. ^ 弘経寺.名所・関東鉄道公式ホームページ
  4. ^ 一言主神社.名所・関東鉄道公式ホームページ
  5. ^ 大生郷天満宮.名所・関東鉄道公式ホームページ
  6. ^ あすなろの里.名所・関東鉄道公式ホームページ
  7. ^ 二水会館.名所・関東鉄道公式ホームページ
  8. ^ 2009年3月14日、新たに3事業者でPASMOがご利用いただけるようになります。』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2008年12月22日。 オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150414235704/http://www.tokyu.co.jp/file/081222.pdf2021年9月4日閲覧 
  9. ^ 関東・東北で大規模水害(9月11日)」『中日新聞』。2016年11月13日閲覧。オリジナルの2015年9月14日時点におけるアーカイブ。
  10. ^ 「各駅停車」筑波線 常総線町内物語(常陽新聞社)
  11. ^ a b 水海道駅時刻表 (PDF) - 関東鉄道公式ホームページ
  12. ^ 交通広告 | 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー”. 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー | 関東鉄道は鉄道事業・自動車(バス)事業・不動産事業を展開しています (2023年5月29日). 2024年2月28日閲覧。
  13. ^ 常総市統計書より
  14. ^ 平成26年度第2回市民協働のまちづくり推進委員会会議録”. 市民協働のまちづくり推進委員会 (2014年7月17日). 2016年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。
  15. ^ 「フードマーケットカスミ水海道栄町店」オープンのお知らせ” (PDF). 株式会社カスミ (2015年2月23日). 2016年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集