水田駅

日本の香川県高松市にある高松琴平電気鉄道の駅

水田駅(みずたえき)は、香川県高松市東山崎町にある高松琴平電気鉄道長尾線。高松琴平電気鉄道では2つしかない高架駅である。駅番号はN07

水田駅
高架化された水田駅 (2011年3月8日)
みずた
Mizuta
N06 元山 (1.3 km)
(1.4 km) 西前田 N08
地図
所在地 香川県高松市東山崎町字西原58番地2
北緯34度18分10.7秒 東経134度5分33.4秒 / 北緯34.302972度 東経134.092611度 / 34.302972; 134.092611座標: 北緯34度18分10.7秒 東経134度5分33.4秒 / 北緯34.302972度 東経134.092611度 / 34.302972; 134.092611
駅番号  N07 
所属事業者 高松琴平電気鉄道
所属路線 長尾線
キロ程 5.8km(瓦町起点)
高松築港から7.5 km
駅構造 高架駅
ホーム 島式1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,249人/日
-2018年-
開業年月日 1912年明治45年)4月30日
備考 無人駅
テンプレートを表示
水田駅配線図

元山駅

STR
STRc2 ABZg3
STR+1
PSTR(L) PSTR(R)
PSTR(R)
PSTR(L)
STR2
STRc1 ABZg+4
STR

西前田駅

水田姓を持つ偉人にちなんで命名されたと言う。

かつて平成初期までは朝のラッシュ時同駅始発の瓦町行上り列車も運行されていた。 (瓦町駅から定期列車に回送を併結して水田駅着後解放し上り列車に使用)

駅構造 編集

のりば
乗り場 路線 方向 行先
1 長尾線 上り 瓦町高松築港方面
2 下り 高田平木長尾方面

利用状況 編集

1日の平均乗降人員は以下の通りである。[1]

1日乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011年 1,008
2012年 969
2013年 1,004
2014年 1,035
2015年 1,129
2016年 1,172
2017年 1,156
2018年 1,249

駅周辺 編集

歴史 編集

  • 1912年(明治45年)4月30日 - 高松電気軌道の駅として開業。
  • 1943年(昭和18年)11月1日 - 会社合併により高松琴平電気鉄道長尾線の駅となる。
  • 1946年(昭和21年)6月23日 - 交換可能駅となる[2]
  • 1998年(平成10年)6月 - 水田駅付近の連続立体交差工事着工。
  • 2007年(平成19年)10月7日 - 高架化完了。当駅も高架駅になった。

高架化 編集

 
高架化された水田駅
 
旧駅敷地 (2007年10月)
 
LED発車標

1994年(平成6年)3月30日、当駅の南に国道11号高松東バイパスが開通し、当駅-西前田間に東バイパスとの暫定踏切が設置された。また当駅の西にも香川県道10号高松長尾大内線バイパスが開通し、当駅-元山間にも踏切が設置された。特に後者の場合、踏切の存在と、その影響でバイパスのうちこの付近だけが暫定2車線だったため前後区間で一部激しい渋滞が発生していた(詳細は香川県道10号高松長尾大内線#東山崎町の暫定2車線区間問題を参照)。

それら高架化の際、両踏切に挟まれ、さらに踏切から距離の無かった当駅も含めた高架化工事が行われることになった。

当駅付近の工事は1998年(平成10年)6月に着工。高架橋自体は2000年度までに大部分が完成したが、瓦町方の高架取り付け部分では地権者の反対と琴電の経営破綻のため、工事が全く進捗しない時期が続いた。しかし2006年に土地収用手続きが開始され、ようやく事業が動き始める。そして着工から9年あまり経った2007年(平成19年)10月7日、高架化が完了。それに伴い当駅は高架駅となった。

高架化したホームには、琴電では4駅目となるLED発車標が設置された。

周辺廃駅 編集

1969年(昭和44年)5月5日廃止。春日川鉄橋西詰、川島口踏切西側に位置した駅。元山駅から795m長尾寄り。
1943年(昭和18年)廃止。東山崎踏切(現在は立体高架で廃止)西側に位置した駅。水田駅から瓦町方面へ343m西側に位置した駅。

隣の駅 編集

高松琴平電気鉄道
長尾線
元山駅(N06) - 川島口駅 - 山崎駅 - 水田駅(N07) - 西前田駅(N08)

参考文献 編集

  1. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年4月8日閲覧
  2. ^ 大島一朗『ことでん長尾線のレトロ電車』JTBキャンブックス、2006年、40頁頁。ISBN 978-4533064128 

関連項目 編集