水野 信行(みずの のぶゆき、1948年8月9日[1] - )は、日本ホルン奏者。東京音楽大学教授、東京芸術大学沖縄県立芸術大学講師。

人物 編集

長野県須坂市生まれ。長野県須坂高等学校在学中よりホルンを学ぶ。谷中甚作に師事。高校卒業と同時に渡欧。日本人で初めてバンベルク交響楽団首席ホルン奏者を24年間勤めた。33年間のドイツ生活に終止符を打ち、2003年4月から本拠地を東京に移す。後進の指導を中心に、室内楽、ソロにと幅広い活動をしている。

略歴 編集

主な活動 編集

1995年(指揮者ホルスト・シュタイン)、2000年(ミッコ・フランク)のバンベルク響来日公演では、須坂市のメセナホールでも公演が行われ、「故郷に錦を飾った」。また、桐朋学園出身者ではないが、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして参加しており、2007年まで水戸室内管弦楽団のメンバーでもあった。草津国際音楽アカデミー&フェスティバルでは講師をつとめている。

主なCD 編集

  • 「ホルンと弦楽アンサンブルの楽しみ」
  • 「ロマンティッシェ・ホルンムジーク」(ブラームス:ホルン三重奏曲、他)
(共にMeister Music)

脚注 編集

  1. ^ 水野信行とN響メンバーの夕べ