江波 (小説家)

中華人民共和国のSF作家

江波(こう は)は、中華人民共和国SF作家清華大学出身。半導体技術を専門としている。

江波
各種表記
繁体字 江波
簡体字 江波
拼音 Jiāng Bō
和名表記: こう は
発音転記: ジャン ボー
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大学在学中にSFサークルに参加し、創作と投稿を始めた。生年・性別は公開していないが、2008年の時点で顔写真から「三十歳前後と思われる男性」と推定されている[1]

中国のSF雑誌『科幻世界』(zh)では、2003年に「最後的答案」(原題)で登場して以降、年に数作ずつ短編を発表している。2009年発表の「時空追緝」(原題)は、翌年の第21回銀河賞で最優秀賞を受賞した。

公刊された日本語訳には、短編「シヴァの舞」(S-Fマガジン掲載)がある。この作品を含む、同一の宇宙史を描いたシリーズが予定されている[1]

主な作品 編集

  • シヴァの舞(原題:湿婆之舞) - 『S-Fマガジン』2008年9月号、訳:阿部敦子
    • 初出:『科幻世界』2008年1号。2009年、第20回銀河賞読者賞。
  • 時空追緝(原題原表記:时空追缉)
    • 2010年、第21回銀河賞最優秀賞[2]
  • 太陽系に別れを告げる日 - 『時のきざはし 現代中華SF傑作選』、訳:大久保洋子

脚注 編集

  1. ^ a b 林久之による「シヴァの舞」解説(『S-Fマガジン』2008年9月号)参照
  2. ^ 『S-Fマガジン』2010年8月号「世界SF情報」参照

外部リンク 編集

洪荒世界 - 本人のブログ