河邑嘉哉は、日本聴覚障害者プロレスラー。フリー。

河邑嘉哉(かわむら よしや)
プロフィール
リングネーム 河邑嘉哉
タイガー・キッド
本名 河邑嘉哉
ニックネーム 聾唖の虎
身長 166cm
体重 80kg
誕生日 1984年12月20日
出身地 高知県
所属 フリー
トレーナー 川村鉄平
デビュー 2006年11月
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来歴 編集

タイガーキッド 編集

  • 2005年、聴覚障害者プロレス団体、闘聾門JAPANに入門。
  • 2006年11月11日の旗揚げ戦にて、覆面レスラー「タイガー・キッド」としてデビュー。旗揚げ戦のメインイベントに抜擢され、MUWAとのシングル戦に勝利する。
  • 2008年2月、新たに創設されたDEAF-MAX王座決定8人トーナメントにエントリーするも、準決勝のMUWA戦で敗退。
  • 2009年7月、覆面を賭け、サワテリオと対戦するも敗れ、素顔となる。
  • 2009年11月、MUWA所持するDEAF-MAX王座に挑戦、勝利。4代目チャンピオンとなる。
  • 2010年2月、一身上の都合によりベルトを返上。プロレスラー活動を休止する。

河邑嘉哉 編集

  • 2010年6月、プロレスアリーナ Blue Fieldにてプロレスラー復帰。リングネームを河邑嘉哉とし、活動を再開する。

以降、大阪府を主戦場とし、FACK、ジャパン2000、武骨等のインディー団体に参戦する。

  • 2011年5月、ジャパン2000にてKWA王座決定8人トーナメントにエントリー、決勝戦まで進出するも浦野裕太に敗れる。
  • 2013年9月、デルフィンアリーナにて戸田秀雄所持するKWA王座に挑戦するも、敗退。
  • 2013年12月、大阪府立体育会館にて全日本プロレス初参戦を果たす。
  • 2016年11月、所属する闘聾門JAPANが解散、フリーとなる。

人物 編集

  • 幼児の時に高熱が続き、回復するも後遺症として重度の聴覚障害者となった。
  • 普段の生活では補聴器を装着している。
  • プロレスの試合中は補聴器を外しているため、観戦者の声が全く聞こえない。

得意技 編集

タイガーアローⅢ
みちのくドライバーと同様だが、持ち上げ方が異なる。フィニッシュ技として使われることが多い。
インプラント式DDT
DDTの体勢から引っこ抜くように相手の体を持ち上げ、そのままDDTへ移行する。
スーパーフライ
コーナー上からのボディプレス。
トペ・スイシーダ
リング上から場外にいる相手めがけて一直線に飛んでいく技。
四の字固め
ドラゴンスクリューからのフィニッシュとしてギブアップを狙う。
スワンダイブ式ミサイルキック
ジャンプしてトップロープに乗り、その反動でミサイルキックを放つ。タイガー・キッド時代に見せ場として主に使用。

獲得タイトル 編集

  • DEAF-MAX王座(4代目)

メディア出演 編集

  • 報道の魂「リングの上のろう者たち」TBS系列(2009年4月19日)[1]
  • ろうを生きる 難聴を生きる「リングで見つけた生きる力−ろうのプロレス団体−」NHK系列(2016年12月17日)[2]

脚注 編集

  1. ^ リングの上のろう者たち TBS「報道の魂」 2009年4月19日放送
  2. ^ リングで見つけた生きる力−ろうのプロレス団体− NHK「ろうを生きる 難聴を生きる」 2016年12月17日放送