波多野有常

平安時代末期から鎌倉時代初期の武将・御家人。波多野義常の嫡男。松田氏の祖。松田郷。子に波多野政基、安木有忠

波多野 有常(はたの ありつね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将御家人有経とも。松田氏の祖。

 
波多野有常
時代 平安時代末期 - 鎌倉時代初期
生誕 不明
死没 不明
別名 有経、松田次郎、松田有常
幕府 鎌倉幕府
主君 源頼朝源頼家源実朝
氏族 相模波多野氏松田氏
父母 父:波多野義常
母:大庭景宗娘(大庭景義妹)
政基義基安木有忠
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略歴 編集

波多野義常の嫡男として誕生した。

父・義常は治承4年(1180年)の源頼朝挙兵に際して頼朝と敵対し、討手を差し向けられて自害した。有常は母方の伯父である大庭景義に身柄を預けられた。

7年後の文治4年(1188年4月3日鶴岡八幡宮での流鏑馬に召されて優れた技量を見せ、頼朝から賞賛を受けて父の遺領中で随一の一村(松田郷)を与えられた。

波多野氏の本領である波多野荘は叔父・義景が継承している。

系譜 編集

出典 編集