津福バイパス(つぶくバイパス)は、福岡県久留米市荒木町から梅満町に至る、国道209号バイパスである。

一般国道
国道209号標識
津福バイパス
地図
地図津福バイパス(赤)と国道209号(青)
起点 北緯33度17分6.4秒 東経130度30分37.2秒 / 北緯33.285111度 東経130.510333度 / 33.285111; 130.510333 (津福バイパス起点)
終点 北緯33度18分27.2秒 東経130度30分38.9秒 / 北緯33.307556度 東経130.510806度 / 33.307556; 130.510806 (津福バイパス終点)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

久留米市の渋滞解消を目的に事業化された。それまでの国道209号区間は交通量が非常に多いにもかかわらず、2車線道路であり、しかも西鉄天神大牟田線JR久大本線踏切をまたがなければならず、慢性的な渋滞を引き起こしていた。そのため、この区間を迂回する4車線のバイパス道路として建設された。

現在は西鉄天神大牟田線が高架化されており、旧道区間では久大本線の踏切のみとなっている。一方、津福バイパスは久大本線をオーバークロスしたあとすぐに、西鉄天神大牟田線の高架下を潜る。

このバイパスが建設され、野伏間交差点下り(久留米市街)方面は交差点の先で車線数が増えるにもかかわらず、渋滞は解消していない。上津藤光バイパスへ右折する車が多いにもかかわらず、右折車線が短く、直進車も待たされるためである。上り(筑後市)方面は旧道の合流点の手前で片側1車線に幅員が減少する事に加え、旧道から合流する車が多いため、この付近が渋滞の先頭になる傾向にある。

路線データ 編集

  • 距離:2.5 km
  • 起点:久留米市荒木町(野伏間交差点:福岡県道89号瀬高久留米線終点、上津藤光バイパス終点)
  • 終点:久留米市梅満町(六反畑交差点:旧国道209号交点)
  • 幅員:30.0 m
  • 制限速度:50 km/h

歴史 編集

  • 1970年 : 事業化
  • 1971年 : 用地買収に着手
  • 1999年3月31日 : 久留米市津福本町 - 梅満町間0.5 kmを2車線道路として暫定開通。
  • 2003年4月20日 : 久留米市荒木町 - 津福今町間0.9 kmを2車線道路として暫定開通。
  • 2005年12月10日 : 起点側の一部区間を除き、4車線道路として開通。

接続路線 編集

周辺情報 編集

関連項目 編集