浜中 浩一(はまなか こういち、1937年1月2日 - 2013年11月7日)は、日本のクラリネット奏者。兵庫県出身。妻はクラリネット奏者で桐朋学園大学講師の二宮和子

浜中 浩一
生誕 (1937-01-02) 1937年1月2日
出身地 日本の旗 日本兵庫県
死没 (2013-11-07) 2013年11月7日(76歳没)
ジャンル クラシック
担当楽器 クラリネット

来歴 編集

六甲学院中学校・高等学校卒業。吹奏楽部に所属していた[1]東京芸術大学卒業。北爪利世ジャック・ランスロに師事した。1959年第28回日本音楽コンクール管楽器部門1位[2]。1960年にNHK交響楽団に入団。1962年にフランスに渡り、1964年に国立ルーアン音楽院を卒業し、ルーアン歌劇場管弦楽団に入団。1969年に帰国した後はNHK交響楽団で24年間首席奏者を務める。1989年第9回NHK交響楽団有馬賞[3]を受賞。1993年NHK交響楽団を56歳で定年。N響団友会会員。東京音楽大学洗足学園大学国立音楽大学尚美学園大学で講師を務めた。1979年から2007年まで日本クラリネット協会理事長・会長を歴任し、その後名誉会長となった。ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール[4][5]の創設者でもある。

年1回程度紀尾井ホールにて演奏会を開催していた。

ビュッフェ・クランポン公式テスター。

2013年11月7日、肺炎のため死去[6] [7]。76歳没。

2016年2月4日、浜離宮朝日ホールにおいて、浜中浩一門下生の会(納豆会)とジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール実行委員会の主催による「浜中浩一 追悼コンサート ~浜中浩一へのオマージュ~」[8][9][10]が開催された。

ディスコグラフィ 編集

タイトル 発売日 レーベル 規格品番
モーツァルト・フランセ クラリネット五重奏曲 1987年10月21日 フォンテック FOCD-3210
クラリネット・リサイタル 1994年4月21日 キングレコード KICC-122
クラリネット奏者・浜中浩一の世界 2007年 5月21日 フォンテック FOCD-9300
クラリネット ~近代フランス楽派のクラリネット音楽選~ 2008年12月21日 フォンテック FOCD-3509

脚注 編集

出典 編集

外部リンク 編集