浦崎 正勝(うらさき まさかつ、1976年-)は、日本実業家ガーデンデザイナーエクステリアデザイナーコラムニストひまわりライフ代表取締役。デザイナーとしては、「縁側」の文化など日本固有の理論に、海外の斬新なデザインを融合させた独自の作例が多い。日本では数少ない家庭向けのプールのあるリゾートガーデンアウトドアリビングの推進者で草分け的存在として、専門誌に多く執筆するほか、テレビ番組制作協力・出演も多い。[1][2][3]受賞歴多数[4]

うらさき まさかつ

浦崎 正勝
生誕 1976年3月23日
兵庫県神戸市
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
職業 造園家ガーデンデザイナー実業家
活動期間 1999年 -
影響を受けたもの オーストラリアのガーデン
活動拠点 兵庫県神戸市
テレビ番組 隣の家族は青く見える
メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?
ふと発見した立派なお家にピンポンしてみた
Mr.サンデー
配偶者 あり
子供 あり
受賞 タカショー庭空間コンテスト(第13-15回)
2009エクステリアデザインコンテスト リフォーム部門
第32回 TOEX施工コンテスト ニコニコ賞
第5回リックパースコンテスト2014「ランドスケープ大賞」
2017年TOYO工業全国施工写真コンテスト「ペイブマテリアル部門」優秀賞
タカショー 第25回庭空間施工例コンテスト リフォームガーデン・エクステリア部門 金賞ほか多数。
公式サイト https://www.instagram.com/himawariresort/
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人物 ・経歴 編集

子役としての幼少期から青年期 編集

1976年昭和51年)3月23日、神戸市垂水区生まれ。サラリーマン家庭の長男として生まれ、小学生の頃は少年野球に明け暮れる。幼少期より音楽演劇にも才能を発揮し、大阪の国立文楽劇場の舞台で、『細雪』に子役で出演。四女役の桜田淳子や同じく子役の岩崎ひろみなどと共演するが、この舞台を最後に芸能活動からは引退。中学校では野球部に所属したが、ポジションに納得がいかず退部。高校までを無目的に過ごす。ところが高校2年生の夏休みの造園工事のアルバイトがきっかけで、仕事の面白さに目覚め、高校を中退し造園工事会社に就職。しかし、アルバイトのような楽な仕事ではなく、連日夜通しの過酷な作業が続いた。しかし、この間に様々なノウハウをマスターし、18歳にて現場管理者となる。20歳で結婚[3][5]

阪神・淡路大震災と独立 編集

1995年1月17日阪神・淡路大震災を経験。復興工事に従事するが、焼け野原のような街に激しい衝撃を受ける。1999年4月25日には23歳で独立し「ひまわり造園土木」を創業。2006年に法人化。社名のネーミングは、震災復興のシンボルの花であった。2009年(平成21年)3月、現在の株式会社ひまわりライフに社名変更[3]。2006年には神戸市最大級の体験型エクステリア展示場をオープンし、カーポート、ガーデンルームなどを展示[6][7]

デザイナーとして 編集

かつては植木職人であった浦崎は、オーストラリアを視察した際、日本にはない斬新なデザインのに出会い、日々の生活の中に溶け込んだ「ガーデン」のあり方に目を奪われ、緑を楽しむかつての庭のニーズの減少も相まって、庭の手入れから解放されて食事や会話を楽しめ家族団欒が生まれる新しい「アウトドアリビング」のあり方を提唱するようになった[8]。その結果、2015年には展示場をメンテナンス性に富んだリゾートガーデン展示場に発展させ、日本での家庭向けプールやアウトドアリビングの普及に尽力する。2019年からは建築家コラボレーションして土地から建物、外構までの総合プロデュースを開始する[6][7]。また、自身の震災の経験から、特に外構の安全性には敏感で、岐阜大学農学部と民間企業との共同開発された、鉄筋コンクリート製の塀と比較して20%から25%も軽量化されたパネル構法を採用した低重心の木質の壁であるFIT工法など耐震エクステリア開発の新技術をいち早く採用している[9]

デザイナーとしては、室内と屋外を緩やかにつなぐ日本の「縁側」の文化などの理論や感性を引継ぎながらも、海外の斬新なデザインを融合させた独自の作例が多く、数多くのホームリゾートを始め、ホテルレストランなどの商業施設外構やガーデン工事を自ら設計施工する一方、そうした長年の体験を生かし、最新のエクステリア専門家として「エクステリア&ガーデン」(ブティック社)他、多くの雑誌などにコラムを持つほか、フジテレビ毎日放送などのテレビ番組制作に協力し、浦崎自身のテレビ出演も多い[8][10][11][12]

執筆 編集

  • 『エクステリア&ガーデン』(ブティック社)連載
  • 月刊エクステリアワーク(住宅環境社)
  • 『Japan Brand Collection2018』兵庫版(サイバーメディア)2018年8月10日発刊
  • 『Japan Brand Collection2019』究極の住まいづくりBEST100(サイバーメディア)2019年6月10日発刊

メディア出演 編集

脚注 編集

  1. ^ マイベストプロ - 神戸新聞社 - オンリーワンを目指すガーデンコンサルタントの挑戦”. 2019年9月2日閲覧。
  2. ^ ディーズガーデン公式サイト - 特別賞 株式会社ひまわりライフ(兵庫県)設計・デザイン 浦﨑 正勝さん”. 2019年9月2日閲覧。
  3. ^ a b c ひまわりライフの代表コラム - 取材・記事 増田ゆきみ”. 2019年9月2日閲覧。
  4. ^ ひまわりライフ代表コラム - No.11日本にプール文化を広める!という使命感をもって 取材・記事 増田ゆきみ”. 2019年9月2日閲覧。
  5. ^ マイベストプロ神戸(神戸新聞社)浦﨑正勝(うらさきまさかつ)”. 2019年9月2日閲覧。
  6. ^ a b 『Japan Brand Collection2019』究極の住まいづくりBEST100(サイバーメディア)2019年6月10日発刊
  7. ^ a b 『関西EX名店』Guidebook(2017年6月号、三協立山株式会社)
  8. ^ a b 『エクステリア&ガーデン』2018年夏号 P20-21(ブティック社)
  9. ^ 『エクステリア&ガーデン』2013年秋号 112P 浦崎正勝
  10. ^ 月刊『EXTERIOR WORK』2019年4月号 P11-13
  11. ^ a b フジテレビ木曜劇場『隣の家族は青く見える』の劇中資料として神戸展示場施工例写真が使用されます! プールカンパニー 2018年1月13日
  12. ^ a b gooテレビ番組 - Mr.サンデー 2019年8月18日放送回”. 2019年9月2日閲覧。
  13. ^ 『フジテレビ 隣の家族は青く見える』で紹介されたプールハウス/兵庫 神戸 明石 三田 加古川 姫路 淡路島でプールあるリゾート空間をつくるならひまわりライフ展示場へ♪ ひまわりライフ(Youtube) 2018年1月26日
  14. ^ 浦崎正勝公式サイト (Instagram)
  15. ^ MBS動画イズム - #177「安定した仕事から転職した人に密着!安定した職業や身分を捨て、一風変わった職業に転職した方々を調査!日本初のプロマーメイドに転職!?その給料は?」2018年11月08日(木)放送分 (44分)(2018年11月15日まで)”. 2019年9月2日閲覧。
  16. ^ urara_323 浦崎正勝(Instagram)2018年11月9日投稿”. 2019年9月2日閲覧。
  17. ^ ひまわりライフ公式サイト - メディア掲載の紹介”. 2019年9月2日閲覧。
  18. ^ TBS公式サイト - 2019年3月18日(月)よる7:00から 立派なお家にピンポンしてみた”. 2019年9月2日閲覧。
  19. ^ Mr.サンデー公式サイト”. 2019年9月2日閲覧。
  20. ^ ウラマヨ!「クイズ!その家まるごとまとめてハウマッチ」公式サイト”. 2019年12月5日閲覧。
  21. ^ ウラマヨ! #476 クイズ!その家まるごとまとめてハウマッチ 2019/11/30放送分”. 2019年12月5日閲覧。
  22. ^ Himawari Resort公式サイト - 11月30日放送に関西テレビ『ウラマヨ』で紹介されました(2019/12/03)”. 2019年12月5日閲覧。
  23. ^ ひまわりライフ公式サイト - ◆関西テレビ『ウラマヨ』 2019年11月30日放送”. 2019年12月5日閲覧。
  24. ^ ひまわりライフ公式サイト - せやねんで代表の自宅が放送されました”. 2020年4月14日閲覧。

外部リンク 編集