滴り落ちる時計たちの波紋

滴り落ちる時計たちの波紋』(したたりおちるとけいたちのはもん)は、平野啓一郎の短編小説集。

滴り落ちる時計たちの波紋
作者 平野啓一郎
日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
発表形態 短編小説集
刊本情報
出版元 文藝春秋社
出版年月日 2004年6月
総ページ数 295
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収録作 編集

白昼 編集

初七日 編集

珍事 編集

閉じ込められた少年 編集

瀕死の午後と波打つ磯の幼い兄弟 編集

Les pepites passions 編集

くしゃみ 編集

作者が頻繁に口にする「死の訪れの正確な推測の不可能性」が主題である。〈ひどくひ弱な男〉は、30年か生きてきてくしゃみを一回しかした事が無かった男。くしゃみで自分が壊れてしまうかもしれないと心配していた。

最後の変身 編集

フランツ・カフカの『変身』に自らの境遇を重ねる青年の独白を通じ、ロスジェネ世代の苦悩を描いた。

バベルのコンピューター 編集

外部リンク 編集