澄川駅 (定山渓鉄道)

日本の北海道札幌市南区にあった定山渓鉄道の駅

澄川駅(すみかわえき)は、北海道札幌市南区澄川(開業時:北海道札幌郡豊平町大字平岸村精進川)にあった定山渓鉄道線である。同線の廃線により1969年(昭和44年)に廃駅となった。

澄川駅*
すみかわ
Sumikawa
豊平 (3.7 km)
地図
所在地 北海道札幌市南区澄川4条2丁目
北緯43度1分0.5秒 東経141度22分2.3秒 / 北緯43.016806度 東経141.367306度 / 43.016806; 141.367306座標: 北緯43度1分0.5秒 東経141度22分2.3秒 / 北緯43.016806度 東経141.367306度 / 43.016806; 141.367306
所属事業者 定山渓鉄道
所属路線 定山渓鉄道線
キロ程 4.7 km(東札幌起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1933年昭和8年)11月30日
廃止年月日 1969年(昭和44年)11月1日
備考 定山渓鉄道線廃線に伴い廃駅
* 1957年に北茨木停留所から改称
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歴史 編集

近隣の精進川流域の入植者からの要望を受けて設置された[1]。旧名の北茨木は、土地を寄付した茨木與八郎の姓に「北」を付けたものである[2]。当時既に茨木駅が存在していたためであった[1]

年表 編集

駅構造 編集

設置当時は「機械場通り」と斜めに交差する踏切のすぐ南側に単式ホーム1面1線の構造であった[5][1]

1949年(昭和24年)に輸送力増強のため、南側に移転するとともに、列車交換のための側線を備えた島式ホーム1面2線となった[5][1]。当初の停留所敷地には1953年(昭和28年)に電気容量不足に対応するため「北茨木変電所」が設置された。1963年(昭和38年)に側線が撤去され、再び単式ホーム1面1線の構造となり廃止時までその状態であった[4]

駅跡 編集

札幌市営地下鉄南北線の建設が行われ、同線の澄川駅がそれに該当する。

隣の駅 編集

定山渓鉄道
定山渓鉄道線
豊平駅 - 澄川駅 - 慈恵学園停留所

脚注 編集

参考文献 編集

  • 久保ヒデキ『定山渓鉄道』北海道新聞社、2018年。ISBN 978-4-89453-887-0 
  • 札幌市教育委員会(編)『札幌の駅』北海道新聞社〈さっぽろ文庫 11〉、1979年。 

関連項目 編集