濱野 雅慎(はまの まさみつ、1984年12月3日 - )は、元社会人野球選手(投手)、野球指導者。

濱野 雅慎
JR九州硬式野球部 コーチ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県
生年月日 (1984-12-03) 1984年12月3日(39歳)
身長
体重
184 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
  • JR九州

経歴 編集

神戸西高では、甲子園の出場経験は無し。進学した国士舘大学においても東都大学野球では2部リーグのみで、学生時代には目立った成績は残せなかった。

しかし、JR九州硬式野球部のセレクションで吉田博之監督の目にとまり、2007年JR九州に入社。吉田監督に下半身主導のフォームを指導され素質が開花。ルーキーシーズンの公式戦幕開けとなる第62回JABA東京スポニチ大会において準々決勝と決勝戦で完封勝利を挙げ、同大会のMVPと新人賞を獲得した。

2009年第36回社会人野球日本選手権大会ではチーム5試合すべてに登板、うち4試合で白星を挙げる活躍を見せ、同大会のMVPを獲得した。

2010年第81回都市対抗野球ではチーム5試合中4試合に登板、久慈賞を獲得している。

2013年以降は、チームの育成方針のためか公式戦での登板が減り、2018年限りで現役を引退した[1]

現役引退後は、2年半の社業専念期間を経て2021年4月にJR九州のコーチに就任した[2]

プレースタイル・人物 編集

長身のサイドスロー右腕で、ゆったりとしたフォームから繰り出すMAX146km/hのストレートと抜群の切れ味を誇るスライダー、また延長戦で完投したり連投が続く環境でも球速が落ちない無尽蔵のスタミナを武器としている。 ピッチングスタイル上、右打者相手は得意とする一方で左打者は比較的苦手としている。そのため2010年頃からは対左打者用にシンカーも用いるようになった[3]

小松聖は、大学・社会人の3年先輩(JR九州は小松と入れ替わりに入社、背番号20も小松から引き継いだ)。

主な表彰・タイトル 編集

日本代表キャリア 編集

脚注 編集