無為信(むいしん、1186年文治2年) - 1264年11月20日文永元年10月23日))は、鎌倉時代親鸞の高弟である二十四輩の一人。

概要 編集

無為信寺の寺伝では、無為信は武田信義の子・信勝であったとされる。会津柳津の生まれで[1]常陸国稲田に逗留していた親鸞を訪れ、帰依して門弟となり、無為信(または無為子)の名を与えられた。親鸞が京都に帰った後は奥州に布教し、仙台称念寺や会津の無為信寺(のち新潟県に再興)などを創建した[2]。1264年11月20日(文永元年10月23日)に79歳で死去。

脚注 編集

  1. ^ 『二十四輩参拝図絵』
  2. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus