熊谷 主膳正(くまがい しゅぜんのかみ)は、江戸時代初期の武士長州藩士熊谷氏の当主。毛利氏家臣で長州藩士。父は熊谷元貞。「主膳正」の名乗りは官途名と考えられ、は不詳。

 
熊谷主膳正
時代 江戸時代初期
生誕 元和5年(1619年
死没 寛永2年7月28日1625年8月30日
官位 主膳正
主君 毛利秀就
長州藩
氏族 桓武平氏国香流熊谷氏
父母 父:熊谷元貞
後継:元実宍戸広匡の次男)
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生涯 編集

元和5年(1619年)、長州藩士・熊谷元貞の嫡男として生まれる。

元和9年(1623年)に父・元貞が病死したため、わずか5歳で熊谷氏の当主となったが、2年後の寛永2年(1625年7月28日に7歳で病死した。

主膳正の病死により熊谷氏は断絶の危機を迎えたが、父・元貞の叔母が杉重政に嫁いで女子を産んでいたため、その女子を宍戸広匡の次男・元実に娶せて、熊谷氏の家督を相続させた。

参考文献 編集