熱い激突
グランド・ファンク・レイルロードのアルバム
『 熱い激突 (原題: Good Singin', Good Playin') 』は1976年8月9日にMCA レコードからリリースされた グランド・ファンクの11th アルバム。プロデュースはフランク・ザッパが担当。バンドがほぼ解散状態にある中、ザッパが興味を示し[注釈 1][1]、ポップ・ミュージックとしてチャートにくい込む事を意図して制作されたアルバムであり、ザッパもギターやコーラスなどで関わっている。しかしこのアルバムは一般的には成功せず、ビルボード・トップ 200で最高位52位を記録するに留まり、バンドはアルバム・リリース直後に解散してしまったため、第1期 グランド・ファンクのファイナル・アルバムとなっている。
『熱い激突 Good Singin', Good Playin'』 | ||||
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グランド・ファンク の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1976年 | |||
ジャンル |
ロック ハードロック | |||
レーベル | MCA レコード | |||
プロデュース | フランク・ザッパ | |||
グランド・ファンク アルバム 年表 | ||||
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収録曲 編集
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「Just Couldn't Wait」 | Mark Farner | |
2. | 「Can You Do It」 | Richard Street, T. Gordy | |
3. | 「Pass It Around」 | Mark Farner, Don Brewer | |
4. | 「Don't Let 'Em Take Your Gun」 | Mark Farner | |
5. | 「Miss My Baby」 | Mark Farner | |
6. | 「Big Buns」 | Mark Farner | |
7. | 「Out To Get You」 | Don Brewer, Craig Frost | |
8. | 「Crossfire」 | Mark Farner | |
9. | 「1976」 | Mark Farner | |
10. | 「Release Your Love」 | Mark Farner | |
11. | 「Goin' For The Pastor」 | Mark Farner |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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12. | 「Rubberneck」 | Don Brewer |
レコーディング・メンバー 編集
- ドン・ブリューワー / Don Brewer (Drums, Percussion, Vocals)
- マーク・ファーナー / Mark Farner (Guitars, Piano, Vocals)
- メル・サッチャー / Mel Schacher (Bass Guitar, Backing Vocals)
- クレイグ・フロスト / Craig Frost (Keyboards, Percussion, Backing Vocals)
ゲスト・ミュージシャン 編集
- フランク・ザッパ / Frank Zappa (Guitar on "Out To Get You", Backing Vocals on "Rubberneck")
スタッフ 編集
- Produced by Frank Zappa
脚注 編集
出典 編集
- ^ Miles (2004), p. 254.
注釈 編集
- ^ バンドは以前からザッパをプロデューサーに迎えたいと思っていたが、マネージメントは余りにも奇妙な組み合わせであるとして、彼等の希望を聞き入れなかった。1975年にザッパに連絡した結果、この組み合わせが実現した。共同作業について、双方とも極めて好意的な発言を残している。
参考文献 編集
- Miles, Barry (2004), Zappa, Grove Press, ISBN 0-8021-4215-X