牛パラインフルエンザ(うしぱらいんふるえんざ、英:parainfluenza in cattle)とは牛パラインフルエンザウイルス3感染を原因とするウシ感染症。牛パラインフルエンザウイルス3はパラミクソウイルス科に属する一本鎖(-)RNAウイルスであり、ヒトパラインフルエンザウイルス3と交差反応を示す。症状として発熱呼吸器症状を示し、組織学的所見として、気管支肺胞の細胞に合胞体、細胞質内および核内封入体を形成する。治療には細菌二次感染による症状の悪化を防ぐために抗生物質の投与が行われる。ワクチンが開発されている。

関連項目 編集

参考文献 編集

  • 小沼操ほか編 『動物の感染症 第二版』 近代出版 2006年 ISBN 4874021239

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