「Wikipedia:独立記事作成の目安」の版間の差分

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m 「独立記事として作成、収録するだけの特筆性」等の表現を修正。
主に WP:NRVE の編集、ニュース報道の特筆性の扱いは節分け
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*「'''対象と無関係な'''」という条件は、例えば自己宣伝や広告、記事主題によって[[Wikipedia:検証可能性#自主公表された情報源|自主公表された]]もの、自叙伝、プレスリリースなど、記事主題と、何かしらの提携・協力関係にある情報源を取り除く、ということを意味します。<ref group="注">記事主題自身やそれと強く関係するものにより公表されたものは、それが世間で広く注目されていることを示しているとは考えられません。<!-- そのような状況への対処については[[Wikipedia:Conflict of interest]]をご覧ください。: jawpにないのでコメントアウト --></ref><ref group="注">自己宣伝や自叙伝、製品紹介は百科事典的な記事を得るための手段になりえません。公表された作品を書いた人は、記事について無関係な立場から書いている'''誰か他の人'''でなければなりません。独立記事として作成、収録するだけの価値があるか否かを考えるための指標は、記事主題そのもの(あるいはメーカーや作者、著者、発明者や販売者)とは'''無関係な'''人たちが書いて公表した、「取るに足らない」ものではない作品において、記事の主題を「取るに足らない」程度以上の言及をしているかどうかということです。そうでないと、単純に個人的なブログなどを使い、ウィキペディアの外で記事の対象について説明するだけで、独立記事となるだけの価値を簡単に与えることになってしまいます。このような情報源にのみ頼ることは、[[Wikipedia:信頼できる情報源]]の考え方にも反します。また、自己宣伝は明らかに中立的ではないですし、自主公表された情報源も、故意でなくとも偏ったものになっていることが多く、[[WP:NPOV|中立的な記事]]を作成するには、別の中立的な情報源の確保が必要です。そのような情報源の中立性に関する問題の議論は、[[Wikipedia:自分自身の記事をつくらない]]<!-- や[[Wikipedia:Conflict of interest]] - jawpにはない -->をご覧ください。宣伝的'''でない'''自主公表された情報源であっても、それは'''世間一般で注目'''を集めたことを立証できないので、依然として特筆性の根拠にはなりえません。</ref><ref group="注">さらに言えば、[[WP:RS|信頼できる情報源]]における全ての言及が、特筆性の根拠になるとは限りません。例えば、名簿やデータベース、広告および広告欄、マイナーな新聞記事などは[[Wikipedia:信頼できる情報源|信頼できる情報源]]に該当したとしても、独立記事として作成、収録するだけの価値があることを示す証拠にはならないでしょう。</ref>
*「'''推定できる'''」とは、複数の[[Wikipedia:信頼できる情報源|信頼できる情報源]]において、それぞれ独立した言及がされているとき、取り扱う対象には、独立記事として作成、収録するだけの価値を有すると推定できることを意味します(保証ではありません)。
通常、この目安が満たす対象については、百科事典に独立記事として作成、あるいは収録するにふさわしい価値があると推定できます。ただしこの目安を満たしていたとしても、編集者の間での合意形成により、作成、収録にふさわしくないとされる話題もあります。例えば[[Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか|ウィキペディアは何ではないか]]に違反している場合などです。逆に、既にある記事においては、信頼できる二次情報源による出典が提示されず、この目安を満たさないとしても、独立記事として収録するだけの価値がない、とも言い切れません。
 
== 特筆性は客観的な証明を必要とする ==
{{Shortcut|WP:NRVE}}
ウィキペディアにおいて「特筆性があるという主張を行うためするには、相応の、信頼できる、検証可能で客観的な証拠必要とします。れは、この特筆性に関する全てのガイドライン全般、主張、目安において一致した要件です。少なくとも、「重要である」「名声がある」「人気がある」と言うだけでは、ウィキペディアにおける共通テーマ特筆性を主張するには、全く無意味です。
信頼できる情報源における相当量の言及は、このような客観的な証拠となりえます。これは、同分野の専門家による公表された評価や、各分野で満たされるべきガイドラインに挙げられている他の要因にも言えます。
 
上記の一般的な目安も、信頼できる情報源における相当量の言及を求めており、特筆性を主張するには、まずはこれがよい指標となるでしょう。その次に、各分野の特筆性に関する基準・ガイドラインが目安になるので、参考にして下さい。
[[WP:NOT#ウィキペディアは単なる知識ベースではありません|ウィキペディアはニュース速報の場所ではありません]]。このようなものに独立記事として作成、収録するだけの価値があることを示すための証明には、1つの出来事あるいは1つの話題に対して爆発的に報道された短いニュースだけでは不十分です。
 
ウィキメディアプロジェクトの[[ウィキニュース]]は、そのような最新のニュース的な事柄について扱っています。
それ以外の手段で特筆性を主張する場合は、例えば信頼できる複数の専門家や、対象の専門分野の信頼できるメディアから、相応の評価があれば、証拠として活用できるでしょう。その分野の国家レベルで第一線の専門家が集まり、それ自体言及すべき価値のある学会、大会や、あるいは専門分野のメディアにおいて、優勝、学会賞、最優秀論文賞などの特別な受賞実績がある、あるいは主題とする対象を主とした講演会、特集が行われた、といった事項を検証可能な状態で提示できれば、特筆性を主張するよい手立てとなるでしょう。
 
==ニュース報道は割引いて==
ウィキペディアはニュース速報の場所ではありません。そのため、1つの出来事あるいは、1つの話題に対して、短期的に報道されたニュースなどを特筆性の根拠とするには、割引いて考えられる傾向にあります。仮に、複数の主要メディアで報道された出来事であったとしても、それだけでは独立記事として価値が不十分だ、と判断されることもあります。また、ウィキメディアプロジェクトの[[ウィキニュース]]は、そのような最新のニュース的な事柄について扱っていますので、ニュース速報的な記事を作成したい場合は、まずそちらの利用を検討してみて下さい。
 
ただし、その出来事の影響が明らかに永続的に広く社会に与えるであろう場合は、進行中の出来事であったとしても、記載するに十分な特筆性があると推定されます。例えば[[アメリカ同時多発テロ事件]]、[[アラブの春]]、[[東日本大震災]]、[[福島第一原発事故]]規模のニュースが発生すれば、独立記事として十分な特筆性があるでしょう。
 
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