「対物ライフル」の版間の差分
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また、対戦車ライフルと同様の大口径・強装薬な[[弾薬]]を用いる[[重機関銃]]や[[機関砲]]は、その弾薬の強大な反動を本体の多大な重量が相殺してしまうため、優れた威力と射程と命中精度を持ち、単射での超長距離狙撃にも有効であった。このことは経験的に知られており、[[独ソ戦]]や[[ベトナム戦争]]において、現場[[兵士]]の即興で対人・対物狙撃用として使用した例が見られた。
また、[[ミュンヘンオリンピック事件]]における[[警察]]側の作戦上の失敗などから、1キロメートル超の距離からの狙撃能力や、[[強化ガラス]]や[[航空機]]の[[キャノピー]]を貫通できる弾頭威力のある火器が必要とされることが認識され、対[[テロリズム|テロ]][[特殊部隊]]における大口径ライフルの需要が発生した。これらの理由が複合的に検討された結果、再び.50口径(12.7mm)級のライフルが開発されるようになる。
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