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== 概要 ==
{{告知|質問|信頼性要検証とした記述(フォークランド紛争における大口径狙撃の話。和文文献は見つかるものの英文文献が見つからない)|section=ベトナム戦争での大口径狙撃の話}}
軍事目的で開発されたため、[[兵士]]が単独で運用できる重量や操作性と[[火力 (軍事)|火力]]の両立を目指している。[[ヘリコプター]]や[[装甲車]]などにも損傷を与えられるよう、[[ブローニングM2重機関銃]]などで採用された[[12.7x99mm NATO弾|12.7mm弾]]が使用される。[[焼夷弾]]と[[徹甲弾]]のほか、炸裂弾の効果を併せ持つ[[Raufoss Mk 211]]も使用される。
 
弾道直進性が高い12.7mm弾は、[[小銃]]や狙撃銃の[[弾丸]]として使用されている[[7.62x51mm NATO弾|7.62mm弾]]と比較すると、弾丸自体が長距離射撃の際に空気抵抗や横風などの影響を受けにくく速度低下が少ない<ref name="khbp236">『携帯兵器バイブル』p236</ref>。実際、[[ベトナム戦争]]中の[[カルロス・ハスコック]]{{信頼性要検証範囲|や[[フォークランド紛争]]での[[アルゼンチンの軍事|アルゼンチン軍]]の例|date=2020年1月}}(共にブローニングM2に[[照準器|スコープ]]を乗せ、単発射撃で遠距離[[狙撃]]に使用した)があり、これが[[対物ライフル]]開発の契機ともなった<ref name="khbp236"/>。原型のM82は[[1982年]]に開発され、[[1986年]]には改良型のM82A1が開発された。M82A1をさらに改修したM107(M82A1M)も、アメリカ軍を中心に使用されている。
 
過去に対[[戦車]]用として同[[口径]]の[[弾薬]]を使用するライフルがあったため、[[対戦車ライフル]]と表現されることもあるが、現在配備されているようなものは戦車の[[装甲]]を貫くことはできず、陣地・[[貨物自動車|トラック]]や多目的車を標的とした対物ライフル(アンチ・マテリアル・ライフル)に分類される。