「Category‐ノート:日本出身の人物」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: 議論ツール 返信 ソースモード
156行目:
=== プライバシーの観点からの懸念について ===
上記の議論ではプライバシー侵害の懸念については議論がなされていないようですがこの点について皆さんどうお考えでしょうか。出身校が非公開の場合、これまで多くの記事でプライバシー侵害のおそれとして版指定削除がなされています。特に自宅が市町村よりはるかに狭い範囲にあると推測される芸能人の場合にはそうしたことが多く起こっています。芸能人の場合は本名非公開の場合や本人はすでに独立していても積極的に公表しているわけではない実家に迷惑がかかる場合もあると考えられますが。芸能人などで過去にプロフィールやブログで自ら出身地を明かしていたことが検証可能でも細分化された出身地カテゴリにカテゴライズすることは避けるべきだと思います。--[[利用者:Tiyoringo|Tiyoringo]]([[利用者‐会話:Tiyoringo|会話]]) 2023年5月11日 (木) 11:00 (UTC)
 
:{{コメント}} プライバシー保護の観点は盲点でした。Tiyoringoさんの議題提起に感謝します。
:*関連する過去ログ「[[Wikipedia‐ノート:削除の方針/芸能人の出身地記載について]]」によれば、記事に芸能人個人の過剰に詳しい出身地情報が書き込まれた場合、対象人物本人のプライバシー保護のため、管理者・削除者の方が版指定削除で対処されたりされなかったりしているようです。
:*不特定多数が自由に編集に参加可能なウィキペディアの性格上、死守すべき事項は、多少厳しめのルールで合意を形成し、ルールに基づいて編集に規制をかけないと、無政府状態よろしく秩序が保てないことは言うまでもないことです。誤解を恐れずにいえば、社会的責任能力が低い未成年者や精神障害者、プライバシーに対する考え方が古いままの一部の年配者や田舎者、コミュニケーションの文化が日本社会とは大きく異なる外国の利用者など、日本語版ウィキペディアの参加者層は様々です。
:*出身市区町村カテゴリ単体でプライバシーの侵害となるかはケースバイケースですが、たとえ断片的な情報であっても、他の公開されている情報と組み合わせれば、本人が秘匿したい情報の特定および拡散に利用されるおそれがあること([https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/attention/02.html 出典])は、記事本文の記述に対しても、カテゴリに対しても同様にいえることであり、特別な配慮が必要であると考えます。
:*都道府県よりも詳細な出身地を示すという点で類似するカテゴリとして、[[:Category:日本の教育機関出身の人物|出身校カテゴリ]]がありますが、他地域からの通学者や寮生・下宿生を含み、住所や本籍地を直接的に示すわけではない出身校カテゴリとは異なり、出身市区町村カテゴリは実家の住所や身寄りの場所そのものを示す場合が少なくありません。加えて、田舎の町や村では、名字と出身町村さえ分かれば、大体どの地区のどの集落に住んでいるかを(分かる人には)特定できてしまうような地域も存在します。外部SNSなどの情報と組み合わせれば、さらに詳細に把握されるおそれがあります。
:*また、殊にカテゴリの設置・運用においては、「感染性」という概念が知られています。これは、ある記事にある種のカテゴリを付与する(感染させる)と、他の同種の記事にも同様のカテゴリを付与することが、疑いなく正当で当然のことであるかのように第三者に先入観を与えてしまい、既成カテゴリの好悪両面の影響が他の類似カテゴリの運用方針にも波及し、次から次へと(感染)拡大していく、という仮説です。現に[[Category‐ノート:日本の野球選手#サブカテゴリ設置の提案]]は、日本の野球選手カテゴリを出身都道府県別に分割しようとする提案に対して、この「感染性」の懸念が示された初期の事例の一つとなっています。
:*出身市区町村カテゴリに関しては特に、今回の規制緩和の提案者自身が「寺や鉄道駅には政令指定都市以外の市区町村別に分割することを禁止する規定がなく、出身人物についてのみこのようなロジックが適用されるのは不自然であると考えます」「日本についてだけ、市区町村の規模を基準に市区町村別の出身地カテゴリ作成に制限を設ける合理的な理由はないと判断します」「ウィキペディアの他言語版、日本語版でも日本以外出身の人物、日本でも人物記事以外に関してはこのような制限はない」などと申していることからも窺えるように、都道府県単位の出身地カテゴリを市区町村単位に細分化する方針を至上命令であると誤認している「感染者」が確認できます。この「感染」の状況は、出身市区町村別の人物カテゴリの編集にプライバシーの侵害が紛れ込むリスクを増長するには十分過ぎます。
:*実際に、5月10日 (水) 14:53 (UTC) 付の{{情報}}で提示した長野県と埼玉県の共有ウォッチリストを見てみると、5分間に10数件もの記事に同じ出身市カテゴリを貼り付けて回る編集記録が確認されました。とても一人一人のプライバシーまで配慮したカテゴリ付与の仕方には見えません。このような編集スタイルが一度「流行」すれば、一部の厳格な利用者による、非公表の個人情報の取り扱いに対するプライバシー配慮の努力など吹き飛んでしまうことでしょう。1718市区町村すべての日本出身の人物記事のカテゴライズに対して、常に目を光らせておく能力は人的にもBot的にもあり得ません。
:*そのほか、(私を含め)専らカテゴリ編集に熱中している参加者にありがちな心理としては、諸々の事情を考慮した上で敢えてカテゴリを作成・付与'''しない'''でおくという、冷静な思考ができる人が当たり前に取る選択肢は案外、頭の中にないものです。某ヒット曲の歌詞ではありませんが、人は分類、区別、ジャンル分けしたがる習性があるとかないとか。カテゴリの濫造が止まらないのも無理はないことかもしれません。
:*以上より、個人のプライバシーの配慮に万全を期す観点からは、出身地カテゴリは都道府県レベルまでに留めておくのが最善策であろうとの結論に至りました。一部脱線した話題、および長文一括投稿につき、失礼いたしました。
:--[[利用者:Doraemonplus|Doraemonplus]]([[利用者‐会話:Doraemonplus|会話]]) 2023年5月12日 (金) 08:45 (UTC)
ページ「日本出身の人物」に戻る。