クレーンショット
(特機から転送)
クレーンショット(crane shot)は、映画用のクレーンなどを使って撮ったショット。クレーン・ショットとも表記する。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/Crane_shot_2016-01-03.gif/220px-Crane_shot_2016-01-03.gif)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/23/FilmCrew.jpg/220px-FilmCrew.jpg)
クレーン自体はD・W・グリフィスの頃から、その原始的なものが使われ、左右の動きも入れて、ローアングルからハイアングルまで、ショットを代えずに撮れる特殊移動機械である。
現在ではミニクレーンから大クレーンまで、分解できる軽量で便利なものや、ドリーと組み合わせたタイプで自走出来るタイプ、ライト用バッテリー積み込んであり車3台を牽引して走るタイプ、動きをコンピュータで制御しながら動くタイプなど次々と新しいものが出ている。
安易に使えばそれだけの効果で、作品内容を考え、撮影設計をして使うべき効果である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Warsaw_Bracka_Film.jpg/220px-Warsaw_Bracka_Film.jpg)
日本では溝口健二監督のクレーンショットが素晴らしい効果をあげている。