猟奇』(りょうき[1])は、1928年昭和3年)、関西の作家仲間で創刊された探偵小説雑誌。『新青年』をライバル視する中央への反骨精神を原動力として、5年間発行されつづけた[2]。主な同人として、江戸川乱歩大下宇陀児甲賀三郎小酒井不木角田喜久雄山本禾太郎夢野久作らがいる[2][3]

2013年から2014年にかけて、三人社から復刻版が刊行された[2]

また、光文社からは光文社文庫の「幻の探偵文庫」シリーズの1冊として『「猟奇」傑作選』が2001年に刊行されている[3]

脚注 編集

  1. ^ 歴史的仮名遣いによる読み仮名表記は「れうき」。
  2. ^ a b c 猟奇【復刻版】”. 三人社. 2022年11月6日閲覧。
  3. ^ a b 「猟奇」傑作選―幻の探偵雑誌〈6〉-光文社文庫-ミステリー文学資料館”. amazon.com. 2021年10月29日閲覧。