猫将軍(びょうしょうぐん)は、台湾宜蘭県頭城鎮に祀られている猫の神で、元々はこの地域に出没した山猫の妖怪だったという。
清国時代、地域に山猫の妖怪が出没し、家畜を盜い食いして疫病を流行らせ、住民を不安に陥れた。山猫の妖怪は童乩を通して「廟を建てて祀って欲しい、守護神となってやろう」と伝えたそうだ。住民が廟を建ててそれを猫神として祀ってきた。