甕速日神(みかはやひのかみ)とは、日本神話神産みにおいてイザナギカグツチの首を切り落とした際、十束剣天之尾羽張(あめのおはばり)」の根元についた血が岩に飛び散って生まれた三神の一柱である。

神産み神話(イザナギ・イザナミが生んだ神々) SVGで表示(対応ブラウザのみ)

日本書紀』には武甕雷男神の先祖であるとも記されているが、その後に樋速日神、甕速日神、武甕雷男神が同時に生まれたとも記されている。

江戸時代に松江藩で編纂された地誌『雲陽誌』において「当社の祖神を甕速日といふ星の神と名つく」と記されている。[1]

祀る神社 編集

関連項目 編集

  1. ^ 大日本地誌大系 第27巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号19[1]