生物電池またはバイオ電池とは生物の機能を応用した電池

概要 編集

生物電池は化学エネルギー酵素葉緑素等の生体触媒や微生物による生物化学的な変化を利用して電気エネルギーに変換する一種の発電装置であるといえる。燃料電池型電気化学式光電池型等、複数の種類がある。

燃料電池型生物電池 編集

グルコース等の糖類酵素微生物による分解作用により発電する[1][2][3]

電気化学式光生物電池 編集

光を照射することにより、発電する[4][5]

脚注 編集

参考文献 編集

  • 辻村清也, 加納健司, 池田篤治. "生物の仕組みに学ぶ燃料電池 (特集 化学がつくる未来のエネルギー)." 化学 57.2 (2002): 22-24.
  • 谷口功. "グルコース-空気生物燃料電池." 現代化学 421 (2006): 22-27., NAID 40007207474
  • 柿薗俊英、「バイオ燃料電池-有機性廃棄物・廃水を電力資源化する」 『高温学会誌』 2009年 35巻 5号 p.263-268, doi:10.7791/jhts.35.263
  • 渡辺一哉、「微生物燃料電池の最新の進歩」 バイオ電気化学の実際-バイオセンサ バイオ電池の実用展開- (2007): 307-311、シーエムシー出版, NAID 10030516190

書籍 編集

  • 池田篤治. バイオ電気化学の実際: バイオセンサ・バイオ電池の実用展開. CMC Publishing Co., Ltd, 2007.
  • 加納健司. "バイオ電池の最新動向." シーエムシ ー 出版 (2011).

関連項目 編集

外部リンク 編集