白同訓(ベク・ドンフン、韓国語:백동훈、1990年9月16日 - )は、大韓民国のソウル特別市出身の元プロ野球選手外野手)。改名前の名前は「白珉基(ベク・ミンギ、백민기)」だった。

白同訓(ベク・ドンフン)
Back Dong-Hun
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1990-09-16) 1990年9月16日(33歳)
身長
体重
184 cm
100 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 右翼手 中堅手 指名打者
プロ入り 2013年 ドラフト5巡目
初出場 KBO/ 2013年5月31日
最終出場 KBO/ 2021年7月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
ベク・ドンフン
各種表記
ハングル 백동훈
漢字 白同訓
発音: ベッドンフン
日本語読み: はく・どうくん
英語表記: Back Dong-Hun
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経歴 編集

ロッテ時代 編集

2013年ロッテ・ジャイアンツから指名を受けて入団した。

しかし2014年2015年孫児葉金紋滸といった主力外野手が全盛期だったこともあってロッテの厚い外野陣になかなか割って入れず、わずかに与えられたチャンスでも役割を果たせず無安打だった。

2016年に軍に入隊し、2017年に除隊された。

斗山時代 編集

同年オフに斗山ベアーズ閔炳憲がFA権を行使してロッテに移籍してくると、彼はその補償選手として斗山に移籍することになった[1]

2018年にプロ初ホームランを放った。さらに長打力と守備力を買われて鞠海成鄭振浩とともに外野のバックアップとして出場機会をつかんでいった。また同年に白珉基から白同訓に改名。

同年の韓国シリーズ4次戦では負傷で試合に出場できなくなった金宰煥にかわって「9番・左翼手」で先発出場した。そして猛打賞の活躍を見せ、中でも5回には打球が相手の守備に阻まれそうになったがヘッドスライディングをきめて内野安打にするという闘志あふれるプレーを見せ、ファンを感動させた。

2019年も昨年同様、金仁泰などとともに外野のバックアップとして出場することが多く、同年は自己最多を更新する41試合に出場した。

2021年は5試合に出場するも無安打に終わり[2]、同年シーズン終了後に自由契約となった。

プレースタイル・人物 編集

体重100キロの巨漢だがスピードが自慢である。斗山は彼を補償選手に指名した理由を彼の機動力を高く評価し、まだ中途半端だが長打力にも注目したと発表している。

守備範囲が広く、高校時代に投手だったこともあって肩も強い。ただし打撃は直球には強いが変化球への対応がかなり下手であり選球眼も悪いため、主に代走や守備固めで登場している。

積極的なスイングが魅力だが、早打ちで四球が少ない。また釣り球に手を出したり大振りしすぎたりして三振することも多い。

普段は無口で物静かな性格だという。そのためオフの日は自宅で静かに過ごしていることが多いと語っている。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2013 ロッテ(G) 0.111 30 18 7 2 0 0 0 2 0 4 2 0 0 8 0 0
2014 0.000 9 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
2015 0.000 8 7 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0
2018 斗山 0.222 23 27 7 6 2 0 1 11 4 0 0 5 1 11 1 0
2019 0.170 41 47 8 8 2 0 0 10 2 0 1 4 1 16 0 0
2020 0.188 27 16 5 3 1 0 0 4 0 0 0 1 2 4 0 1
2021 0.000 5 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0
通算 7シーズン 0.160 143 119 30 19 5 0 1 27 6 4 4 11 5 42 1 1

背番号 編集

  • 59 (2013年 - 2015年)
  • 62 (2018年)
  • 49 (2019年 - 2021年)

脚注 編集