白川 亨(しらかわ とおる、1927年 - 2012年)は、日本の郷土史家。石田三成の末裔と称し、三成とその一族を研究した。

さいたま市在住。石田三成直系の末裔の一人と自称した(本人談では三成次男・石田重成の子孫という)。日本ピンストンリグ株式会社勤務[1]。1964年(昭和39年)、望月印刷株式会社専務取締役、後に代表取締役[1]1988年(昭和63年)に会社役員を退任すると、石田三成およびその家系の研究を始めた。地方を周り新資料を発掘して「淀殿と三成は疎遠」「高台院と三成は親密」など、通説や従来の学者の主張とは異なる説を発表した。

著書 編集

  • 『石田三成の生涯』 新人物往来社、1995年1月、ISBN 978-4404021793
  • 『石田三成とその一族』新人物往来社、1997年。ISBN 9784404025500 
  • 『奥羽・津軽一族』 新人物往来社、2000年6月、ISBN 978-4404021793
  • 『石田三成とその子孫』 新人物往来社、2007年12月、ISBN 978-4404035097

出典 編集

  1. ^ a b 白川 1997, p. 325.