相続王座決定戦(そうぞくおうざけっていせん : Spilitting Heirs)は、1993年アメリカで製作されたエリック・アイドル主演のブラック・コメディ。

相続王座決定戦
Splitting Heirs
監督 ロバート・ヤング
脚本 エリック・アイドル
製作 サイモン・ボサンケット
レッドモンド・モリス
製作総指揮 エリック・アイドル
出演者 エリック・アイドル
リック・モラニス
バーバラ・ハーシー
ジョン・クリーズ
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 トニー・P・ロバーツ
配給 ユニヴァーサル映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1993年4月2日
日本の旗 1994年2月24日
上映時間 86分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $3,246,000 (USA)
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概要 編集

ゴーストバスターズ』や『ミクロキッズ』で知られる俳優リック・モラニスと、モンティ・パイソンの元メンバーであるエリック・アイドルが共演した本作は、アイドル自身が脚本を執筆し、製作総指揮をつとめ、主題歌も歌っている。コメディアンのエリック・アイドルが脚本ということだけあって、随所に皮肉やユーモアが見受けられる。日本では劇場未公開作品だが、ブレイク前のキャサリン・ゼタ=ジョーンズを見ることが出来る貴重な作品である。個性あふれる出演陣の一人としてモンティ・パイソンのメンバーから、ジョン・クリーズも怪しい弁護士役として参加している。

あらすじ 編集

イギリスロンドン郊外の町で、インド人移民の家庭で養子として暮らすトミー(エリック・アイドル)。トミーは自分をインド人であると信じ込み、銀行の株式ブローカーとして日々真面目に働くサラリーマンであった。だが、そんなトミーにある日転機が訪れる。銀行主であるボーンマス公爵が水難事故で死亡してしまうのだ。その為、跡取りとしてアメリカからやって来た“息子”のヘンリー(リック・モラニス)の面倒を見ることになったトミーは、ヘンリーの計らいで一躍大出世する。

事がうまく進み始めてきた頃、トミーは実は自分はボーンマス家の人間で、赤ん坊の頃にすり替えられたことが原因でヘンリーが公爵になり、15代目の公爵は自分であるという重大な事実を知る。そんなことともつゆ知らず、ヘンリーは美人なフィアンセのキティ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)とよろしくやりながら、自慢げにトミーにボーンマス家の豪華さを見せびらかす日々。

そんなヘンリーに次第に憎しみを抱き始めたトミーは、あるとき怪しげな弁護士(ジョン・クリーズ)にヘンリー殺害をたきつけられる。その気になり始めたトミーは、本来なら実の母親であるルシンダ(バーバラ・ハーシー)から強引に迫られながらもボーンマス家に近づき、彼の殺害を実行しようとするのだが、事はなかなかうまく行かず…。

キャスト 編集

スタッフ 編集

外部リンク 編集