相鉄高速バスセンター(そうてつこうそくバスセンター)は、神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1丁目4-3にかつて存在した、相模鉄道(現:相鉄バス)のバスターミナルである。横浜駅に近接しており、立体駐車場待合室更衣室・洗面所・コインシャワーなどの設備があった。

概要 編集

相模鉄道による高速バスの運行開始に伴い、相鉄鶴屋町駐車場内に1990年10月19日に開設[1][2]。当地は、かつて相鉄バス鶴屋町操車場(旧:横浜営業所)があった場所で、横浜駅西口から徒歩約5分の距離に位置していた。

相鉄相鉄自動車および共同運行会社の高速バスが発着していた。当バスセンター発着の高速バスは、全便「横浜駅西口」停留所も経由していた。 相鉄の高速バス事業完全撤退に伴い、2008年9月2日に廃止された[3]

その後は、横浜駅西口バス折り返し場となり、転回場のバス転車台も使い続けられていた。2011年1月4日には、ビルの1階に横浜鶴屋町案内所が開設されたが[4]、横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業と、JR横浜タワーとJR横浜鶴屋町ビルとの連絡通路の建設に伴い、2018年3月16日に営業終了した。跡地には、交通広場が建設される計画になっている。

バス路線 編集

バスターミナル廃止直前まで発着していた高速バス路線。

脚注 編集

  1. ^ 「年表」『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月
  2. ^ 相模鉄道㈱総務部(広報担当)「総説:相模鉄道」『鉄道ピクトリアル臨時増刊号』第672号、電気車研究会、1999年7月、10 - 14頁。 
  3. ^ 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、191ページ
  4. ^ 『相鉄グループ要覧 2021-2022』 相鉄ホールディングス 、2021年8月、83ページ