真実の剣』(しんじつのけん、The Sword of Truth)シリーズは、テリー・グッドカインド著の長編ファンタジー小説。シリーズ作品は全11冊(全11部)。日本語訳書は原著1冊分を分冊して刊行されている。2023年7月現在、ハヤカワ文庫から第8部まで出版されている。

概要 編集

主要な登場人物 編集

リチャード・ラール(Richard Rahl)
主人公。「真実の剣」の使い手、探求者、戦いの魔導士。魔道士の掟ではリチャード・サイファー
カーラン・アムネル(Kahlan Amnell)
聴罪師長。
ゼディクス・ズール・ゾランダー(Zeddicus Zu'l Zorander)
通称・ゼッド。第一級魔導師。
エイディ(Adie)
通称・骨の女。呪術師。
ニッキ(Nicci)
闇の信徒。リチャードにより改心する。非常に強力な呪術師である。
アナリナ・アルデュレン(Annalina Aldurren)
通称アン。光の信徒の前院長。
ヴァーナ(Verna)
光の信徒の院長。ウォレンと結婚した。
ネイサン・ラール(Nathan Rahl)
予見師。リチャードの祖先。予見師の宮殿に幽閉されていたが、脱出後人民の宮殿に居を構えている。
カラ(Cara)
モルド・シス。リチャードの護衛を務めている。
ダークン・ラール(Darken Rahl)
魔王と呼ばれる男。
ジャガン(Jagang)
夢魔、至高秩序団のリーダー。
ニコラス(Nicholas)
スライド。三千年ぶりに闇の信徒によって作り出された。
ジェンセン・ラール(Jennsen Rahl)
ダークン・ラールの私生児。ラール卿から追われていると信じていた。才を持っていない。
セバスチャン(Sebastian)
旧世界から来た男。ジェンセンの旅の同伴者となる。秩序団の参謀。
ショータ(Shota)
魔女。予言を見ることができる。
ウォレン(Warren)
予見の才を持つ魔導士。

主要な都市 編集

ハートランド
ウェストランドに存在する。リチャードの生まれ故郷。
アイディンドリル
ミッドランズの中心地。聴罪師の宮殿、魔導士の砦が存在する。
人民の宮殿
ダーラの中心部。
タニムラ
旧世界にある。光の信徒の本拠地である予見師の宮殿が存在する。
アルトゥラング
旧世界南部に位置する、皇帝ジャガンの出身地。
バンダカラン
旧世界南部に存在する、才を持たないもの達の国。境によって閉ざされていた。

作品リスト 編集

原書 編集

日本語訳 編集

ハヤカワ文庫FTより刊行されている。訳は佐田千織、表紙と挿絵は羽住都

外部リンク 編集