真慶観(しんけいかん)は、中国雲南省昆明市盤竜区拓東路82号にある昆明市最大の時代の道観で歴史的建築。[1]

真慶観山門
真慶観山門

概要 編集

 
紫微殿

敷地面積約2.13haを持ち、ほぼ完全な形で当時の様式を伝えており、雲南の歴史芸術宗教を伝えるものとして重要である。1993年には昆明市の文化財に指定され、1998年には雲南省の文化財として指定された。2006年には国の重要文化財(全国重点文物保護単位)に指定された[2]

歴史 編集

 
元辰殿

元代の創建で元の名称は真武祠と称し、1431年に再建され現在の真慶観となる。1444年には前殿及び東西の回廊が増設される。1789年には大改修が行われた。前殿、紫微殿、老君殿からなり3殿は南向きに一直線上に並ぶ。辛亥革命以降は昆明でも道教が衰退する[1]

1984年には昆明市と盤竜区は紫微殿を修復した[1]

ギャラリー 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 真慶観
  2. ^ 昆明信息港

外部リンク 編集

座標: 北緯25度02分15秒 東経102度43分29秒 / 北緯25.03744度 東経102.72470度 / 25.03744; 102.72470