砂子原カルデラ

福島県柳津町と三島町にまたがる直径およそ6kmのカルデラ

砂子原カルデラ(すなごはらカルデラ)は、福島県柳津町三島町にまたがる直径およそ6kmのカルデラである。最高地点は後カルデラ期溶岩ドームの湯の岳729.3m。

砂子原カルデラ周辺
陥没地形は明瞭ではない、中央の高まりが湯の岳溶岩ドーム

特徴 編集

火山岩類は流紋岩質である。約29万年前に噴出した砂子原-佐賀瀬川テフラによって形成された直径約2km(推定)の小型カルデラで、カルデラ形成時にはカルデラ湖が形成されたが、現在は干上がっており、陥没地形も不明瞭。後カルデラ火山として湯の岳溶岩ドーム群、砂子原-久保田テフラなどが存在している。

カルデラ内には西山温泉があり、カルデラとは無関係の断層に沿って温泉が湧き出している。豊富な地熱を利用した柳津西山地熱発電所もある。

噴火活動時期 編集

  • 29 - 22万年前

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯37度27分26秒 東経139度41分2秒 / 北緯37.45722度 東経139.68389度 / 37.45722; 139.68389