GLION ARENA KOBE

日本の多目的アリーナ
神戸アリーナから転送)

GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナこうべ)は、兵庫県神戸市中央区の「TOTTEI」に建設中の多目的アリーナである[1][5]

株式会社One Bright KOBE
One Bright KOBE Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
650-0035
兵庫県神戸市中央区浪花町56
企業プラザひょうごプロジェクト
設立 2021年令和3年)4月
業種 サービス業
事業内容 アリーナはじめとする公共財の運営と興行の企画
ITを活用したまちづくりおよび電子行政の推進
地球環境問題等、社会課題解決に繋がる新たなビジネスモデルの創発
代表者 渋谷順
資本金 750,000千円
主要株主 スマートバリュー
NTTドコモ
外部リンク 公式ウェブサイト
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GLION ARENA KOBE
施設情報
旧名称 神戸アリーナ(仮称)
正式名称 GLION ARENA KOBE[1]
用途 スポーツ、コンサート、イベント会場
収容人数 10,000人
施工 大林組
事業主体 スマートバリュー
NTT都市開発
NTTドコモ
管理運営 One Bright KOBE
敷地面積 約23,700 m2
延床面積 約31,800 m2
階数 地上7階
高さ 46m
着工 2023年4月18日[2][3]
竣工 2025年4月(予定)[4]
所在地 兵庫県神戸市中央区新港町130-2
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概要 編集

キャッチコピーは「この世界の心拍数を、上げていく。」。

神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業として建設が予定されている大規模多目的アリーナである。1万人超規模を予定しており、固定席、可動席で8000席程度とする。再開発事業の選考過程での計画提案名は「KOBE Smartest Arena」。開業は当初2024年夏を予定していたが、後に2025年4月の予定に変更された[2]。新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業用地の約 38,000m2(公募対象地 約 19,340m2)は、2021年度(令和3年度)上半期に国(財務省)より神戸市が取得予定。公募対象地は神戸市と優先交渉権者で土地譲渡契約または、定期借地権設定契約を結び土地の引き渡し、工事着工の予定。

優先交渉権者を獲得した事業主体は、代表企業としてNTT都市開発、構成員企業としてスマートバリューNTTドコモの企業連合体による[6]。アリーナの運営は構成員企業2社の子会社であるOne Bright KOBEが担う[7]

2024年2月8日、神戸市の自動車総合メガディーラー「ジーライオングループ」とオフィシャルトップパートナー契約を締結。それに伴いアリーナの名称が「GLION ARENA KOBE」に決定[5]

また、アリーナ親会社のスマートバリューは、B.LEAGUEに所属する神戸ストークス (当時西宮ストークス) の運営会社「株式会社ストークス」を子会社化し、アリーナとチームの一体運営を図ることを公表。この時点でストークスは、兵庫県西宮市にある西宮市立中央体育館を本拠地としていたが、2025年の開業後から当アリーナを本拠地とする予定である[8]

沿革 編集

2024年
2月8日 - オフィシャルトップパートナー契約によるアリーナ名称が決定[5]
4月1日 - ミックウエアとオフィシャルゴールドパートナー契約を締結[9]
4月19日 - 新港第二突堤エリアの愛称が「TOTTEI」に決定[10]あいおいニッセイ同和損保と資本業務提携契約を締結[11]。VIPエリア名称が「KOBE 270° Club sponsored by ANA」に決定[12]
4月24日 - ジーライオンと資本業務提携契約を締結[13]

施設 編集

日本初の「海に270度囲まれたアリーナ」である[7]阪神・淡路大震災から30年目の節目に誕生することから、アリーナの外観は「神戸から感動と興奮を発信し世界へ羽ばたく姿」を表現している[14]

脚注 編集

  1. ^ a b ついにアリーナの名称が決定!パークエリアの構想も発表”. kisspress (2024年2月9日). 2024年2月9日閲覧。
  2. ^ a b 神戸港のアリーナ25年春開業 1万人収容、23年春着工 バスケ西宮ストークス本拠地、コンサートや国際会議も”. 神戸新聞NEXT (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
  3. ^ 1万人収容「神戸アリーナ」本格着工 安全祈願祭を開催、新完成予想図も公開”. 神戸経済ニュース (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  4. ^ 「神戸アリーナプロジェクト」開発計画本格始動”. NTT都市開発 (2022年12月15日). 2022年12月16日閲覧。
  5. ^ a b c アリーナ名称が「GLION ARENA KOBE」に決定・㈱ジーライオンと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結”. KOBE ARENA PROJECT. 株式会社One Bright KOBE (2024年2月8日). 2024年2月8日閲覧。
  6. ^ 新港突堤西地区(第2突堤) 再開発事業 優先交渉権者の決定[リンク切れ]神戸市.2021年4月20日閲覧。
  7. ^ a b 日本初 270度海に囲まれた水辺のアリーナ 「神戸アリーナプロジェクト」本格始動』(プレスリリース)公式ウェブサイト、2022年12月15日https://www.kobearena.jp/news/168/2022年12月16日閲覧 
  8. ^ 神戸アリーナプロジェクト 2025年春開業に向けて本格始動』(プレスリリース)西宮ストークス 公式ウェブサイト、2022年12月15日https://www.storks.jp/news/detail/id=173902022年12月16日閲覧 
  9. ^ ㈱ミックウエアと「オフィシャルゴールドパートナー」の契約を締結~北側エントランスゲート命名権を取得~』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2024年4月1日https://www.totteikobe.jp/news/article/14952024年4月23日閲覧 
  10. ^ 開業1年前!新港第二突堤エリア愛称を「TOTTEI」に決定~GLION ARENA KOBEを中心としたエンターテインメント最先端エリアを目指す~』(プレスリリース)株式会社One bright KOBE、2024年4月19日https://www.totteikobe.jp/news/article/16922024年4月19日閲覧 
  11. ^ あいおいニッセイ同和損保とアリーナを基点とした新たなまちづくりに向け、資本業務提携契約を締結』(プレスリリース)株式会社One bright KOBE、2024年4月19日https://www.totteikobe.jp/news/article/17372024年4月20日閲覧 
  12. ^ VIPエリア名称が「KOBE 270° Club sponsored by ANA」に決定。神戸に誇れる新しい形のラグジュアリー×エンターテインメントの協創へ』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2024年4月19日https://www.totteikobe.jp/news/article/17532023年4月22日閲覧 
  13. ^ ジーライオンと資本業務提携契約を締結 GLION ARENA KOBE のネーミングライツ取得に加え、地域のにぎわいづくりに参画へ』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2024年4月24日https://www.totteikobe.jp/news/article/18852024年4月27日閲覧 
  14. ^ GLION ARENA KOBE』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2024年4月28日https://www.totteikobe.jp/about_gilionarenakobe/2024年4月28日閲覧 

外部リンク 編集