神田富山町

東京都千代田区の町名
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神田富山町(かんだとみやまちょう)は、東京都千代田区町名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示は未実施。郵便番号は101-0043[2]

神田富山町
神田富山町の位置(東京23区内)
神田富山町
神田富山町
神田富山町の位置
北緯35度41分36.79秒 東経139度46分22.38秒 / 北緯35.6935528度 東経139.7728833度 / 35.6935528; 139.7728833
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 千代田区
地域 神田地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 111人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
101-0043[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 品川

地理 編集

千代田区の北東部に位置し、神田地域。町域北部と東部は神田東松下町に接する。南部は神田紺屋町2町域に分かれた内の北部)に接する。西部は鍛冶町に接する。神田富山町は神田駅東口に当たる商業地の一角で、オフィスビルや商店が多く見られる。また、町域内を東西に神田平成通りが横断している。

歴史 編集

江戸時代初期は武家地だった。1713年正徳3年)増上寺涅槃門前の切通坂を拡幅し火除地とするため富山町・永井町の一部が召し上げられた際、この地が代地として与えられ、神田富山町一・二丁目および神田永井町が起立した。江戸期にはこの地は神田富山町一・二丁目、神田三島町・神田永井町・神田岸町などの町域が入り乱れており、1869年明治2年)北部が神田東松下町に編入され、残りの北側が神田富山町、南側が神田永井町として整理されるも、1872年(明治5年)結局神田永井町が神田富山町に編入され、現在の町域となった。1911年(明治44年)神田の冠称を外したが、1947年昭和22年)神田区千代田区に合併した際冠称を復した。

世帯数と人口 編集

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
神田富山町 69世帯 111人

小・中学校の学区 編集

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。なお、千代田区の中学校では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能[5]

番地 小学校 中学校
全域 千代田区立千代田小学校 千代田区立麹町中学校
千代田区立神田一橋中学校

交通 編集

町域内に鉄道駅はないが、町域西部方面では神田駅が、北部方面は都営新宿線岩本町駅が、それぞれ至近にある。

施設 編集

  • コクゴ
  • 山谷産業
  • 東日本銀行神田支店
  • オリンピックイン神田

脚注 編集

  1. ^ a b 町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月2日閲覧。
  4. ^ 区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
  5. ^ 区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。

外部リンク 編集