福島實智子

日本の射撃選手

福島 實智子(ふくしま みちこ、1963年8月23日 - )は、北海道熊石町(現八雲町)生まれ大阪府茨木市出身の射撃(ピストル)選手。旧名・長谷川智子。

オリンピック
射撃
1988 ソウル スポーツピストル

経歴 編集

春日丘高校時代はソフトボール部に所属していたが、卒業後大阪府警に進み1983年に射撃を始める。1988年ソウルオリンピックにスポーツピストルで出場し銀メダル獲得。地元大阪では人気者となりこの年の「第39回NHK紅白歌合戦」にも近畿地方代表の審査員で出演。同僚と結婚が決まった際には夕刊紙で報じられた。結婚を機に退職し1度引退する。

1997年、現役復帰。その年の全日本選手権大会で準優勝となる。1999年W杯でエアピストル5位に入賞し、シドニーオリンピック出場権を獲得した。2000年W杯ではスポーツピストルで優勝した。シドニー五輪ではエア・スポーツとも5位でダブル入賞。大会後2度目の引退。

その後訪問介護員2級の資格を取り、ホームヘルパーとして勤務するが、2004年に国友銃砲火薬店に所属し2度目の現役復帰。アテネオリンピックに2大会連続での出場を果たす。日本選手団女子選手では最年長であった。しかし、エアピストル25位、25mピストル13位と不本意な成績に終わる。

2007年W杯25mピストルで準優勝を果たし、3大会連続となる北京オリンピックの代表に選ばれる。北京五輪個人競技では日本選手で最初の試合出場となった。

警察時代に職場結婚した相手とは後に離婚し、現在は再婚である[1]

脚註 編集

  1. ^ 20年ぶりメダル撃つ 朝日新聞 2008年7月17日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集