福永 兵蔵(ふくなが へいぞう、1904年10月〈明治37年〉 - 2005年〈平成17年〉)は、日本実業家。株式会社フクナガ創業者。リプトン喫茶店を経営し、日本に紅茶を広めた人物とされ、「京都の紅茶王」として知られる[1][2][3]

ふくなが へいぞう

福永 兵蔵
生誕 1904年10月??
日本の旗 日本滋賀県
死没 2005年????
日本の旗 日本京都府京都市
職業 実業家
著名な実績 株式会社フクナガ創業者
子供 福永晃三(長男)
城生真里(非嫡出子)
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来歴 編集

滋賀県近江八幡市出身。地元の小学校から商業実習学校に入学。卒業後は五条瀬戸物屋「萬珠堂」の貿易部で働き始める。

取引先であったイギリスのウォーカー商会からリプトン紅茶の喫茶店経営を薦められ、1930年に「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店」(現:サー・トーマス・リプトン ティハウス)をオープン[4]。日本で初めてのロイヤルミルクティーの提供[5][6][7]や、ラジオ出演などで京都にリプトンの名を広める[8]

1949年、「株式会社リプトン」として法人設立。1967年に社名を「株式会社フクナガ」に変更し、とんかつ店の「かつくら」などの事業を展開。一代で30億円もの財産を築いたとされる[9]

脚注 編集

外部リンク 編集