福田平八郎賞図画展(ふくだへいはちろうしょうずがてん)は、大分県大分市出身の日本画家福田平八郎を記念して大分市が市内の中学校特別支援学校児童生徒を対象として開催する図画賞及び図画展である[1]

大分市出身の福田は、1961年(昭和36年)に文化勲章を受章し、大分市名誉市民の第1号になった。そして、福田が大分市に対して行った寄付30万円をもとに、翌1962年度(昭和37年度)に「福田平八郎賞」が設けられた[2]。第1回の福田平八郎賞図画展には、約2万5千点の応募があり、この中から423点が展示され、そのうち42点が福田平八郎賞に選定された。図画の展示は、1963年(昭和38年)2月6日からトキハ文化ホールで行われた[3][4][5]

福田平八郎賞の賞状の背景には、福田自身の手になる長浜神社のおみか餅がデザインされている[3]

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ "第54回「福田平八郎賞」大分市小・中、特別支援学校図画展・第47回「朝倉文夫賞」大分市小・中、特別支援学校彫塑展". 大分文化情報エンジン. 2015年11月18日. 2016年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月11日閲覧
  2. ^ 福田平八郎の「漣」重文に 文化審議会が答申 大分合同新聞、2016年3月12日
  3. ^ a b 市報おおいた 昭和38年2月1日号(No.398) (PDF)
  4. ^ 市報おおいた 昭和38年2月15日号(No.399) (PDF)
  5. ^ 大分市文化・芸術振興計画「2020 わくわく大分 文化・芸術ゆめプラン」(案) (資料4)文化・芸術振興にかかる主な施策・事業一覧表 (PDF) 大分市企画部文化国際課

関連項目 編集