秋津 知子(あきつ ともこ、1939年(昭和14年)1月1日[1] - )は日本翻訳家

経歴 編集

東京都出身[1]。 1961年、津田塾大学英文科卒[2][1]。 同年、日本出版貿易勤務を経て、1963年太平洋テレビジョン勤務に転じテレビ映画の翻訳に従事した[1]

訳書 編集

  • 『法廷の魔術師』(ソル・スタイン早川書房、Hayakawa novels 1979
  • 『リビング・ルーム』(ソル・スタイン、早川書房、Hayakawa novels) 1980
  • エラリイ・クイーンの世界』(フランシス・M・ネヴィンズ Jr.、共訳、早川書房) 1980
  • 『浅すぎる墓』(ジャック・S・スコット、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1980
  • 『スペシャリストと犯罪』(ローレンス・トリート編、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1984
  • 『御先祖様はアトランティス人 : ユーモアと風刺あふれるアメリカSF』(ヘンリー・カットナー朝日ソノラマソノラマ文庫、海外シリーズ7) 1984
  • シャーロック・ホームズのライヴァルたち 3』(押川曠編、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1984
  • 『偶然の犯罪』(ジョン・ハットン、早川書房、Hayakawa novels) 1985、のち文庫
  • 『身代りの樹』(ルース・レンデル、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1986、のち文庫
  • 『オールド・マネー』(レイシー・フォズバーグ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987
  • 『別れの儀式』(S・F・X・ディーン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1988
  • 『秋から夏まで』(マリアン・サーム、早川書房、Hayakawa novels、Novels for her) 1988
  • 『死ぬほど会いたい』(B・M・ギル、ハヤカワ文庫、ミステリアス・プレス文庫) 1989
  • 『卒業十三年目の殺人』(ジュディス・ゲスト,レベッカ・ヒル、早川書房、Hayakawa novels) 1990
  • 『偽りの名画』(アーロン・エルキンズ、ハヤカワ文庫、ミステリアス・プレス文庫) 1993、のちハヤカワミステリ文庫で再刊
  • 『一瞬の光』(アーロン・エルキンズ、ハヤカワ文庫、ミステリアス・プレス文庫) 1993
  • 『桟橋で読書する女』(マーサ・グライムズ文芸春秋文春文庫) 1994
  • 『画商の罠』(アーロン・エルキンズ、ハヤカワ文庫、ミステリアス・プレス文庫) 1995
  • 『クローディアの告白 : ある分裂病患者の謎 』上・下(ダニエル・キイス、早川書房) 1995、のち文庫
  • 『眠り姫』(ダニエル・キイス、早川書房) 1998、のち文庫
  • 『タッチ』(ダニエル・キイス、早川書房) 2005、のち文庫
  • 『モーフィー時計の午前零時 : チェス小説アンソロジー』(ジーン・ウルフ,フリッツ・ライバー他、若島正編、共訳、国書刊行会) 2009
  • 『ミステリマガジン700 : 創刊700号記念アンソロジー 海外篇』(杉江松恋編、共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2014

レジナルド・ヒル 編集

  • 『殺人のすすめ』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1980
  • 『社交好きの女』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1982
  • 『パスコーの幽霊』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1983
  • 『死にぎわの台詞』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1988
  • 『子供の悪戯』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1989
  • 『骨と沈黙』(レジナルド・ヒル、早川書房、世界ミステリシリーズ、ダルジール警視シリーズ) 1992
  • 『骨と沈黙』(レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1995
  • 『ダルジール警視と四つの謎』(レジナルド・ヒル、共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1997
  • 『完璧な海外』(レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ、ダルジール警視シリーズ) 1998
  • 『ベウラの頂』(レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ、ダルジール警視シリーズ) 2000
  • 『死者との対話』(レジナルド・ヒル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ、ダルジール警視シリーズ) 2003

ポーラ・ゴズリング 編集

  • 『ゼロの罠』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1981
  • 『負け犬のブルース』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1982、のち文庫
  • 『赤の女』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1984
  • 『モンキー・パズル』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1985、のち文庫
  • 『ウィッチフォード連続殺人』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989
  • 『殺意のバックラッシュ』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1991
  • 『ゼロの罠』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1991
  • 『死の宣告』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1993
  • 『ブラックウォーター湾の殺人』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1994、のち文庫
  • 『赤の女』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1994
  • 『殺意のバックラッシュ』(ポーラ・ゴズリング、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1996

脚注 編集

参考文献 編集

  • 日外アソシエーツ 編『現代翻訳者事典』日外アソシエーツ、1985年。ISBN 4816905294 

外部リンク 編集