秋田市立城南中学校

日本の秋田県秋田市にある中学校

秋田市立城南中学校(あきたしりつ じょうなんちゅうがっこう)は、秋田県秋田市楢山城南町にある公立中学校[1]。略称は「城南」。

秋田市立城南中学校
地図北緯39度41分57.88秒 東経140度7分44.41秒 / 北緯39.6994111度 東経140.1290028度 / 39.6994111; 140.1290028座標: 北緯39度41分57.88秒 東経140度7分44.41秒 / 北緯39.6994111度 東経140.1290028度 / 39.6994111; 140.1290028
国公私立の別 公立学校
設置者 秋田市
併合学校 秋田市立仁井田中学校
秋田市立四ツ小屋中学校
秋田市立上北手中学校
校訓 礼節・協力・健康
設立年月日 1966年4月1日
開校記念日 11月2日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード C105220136134 ウィキデータを編集
所在地 010-0035
秋田県秋田市楢山城南町4番1号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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教育目標は「ゆたかにたくましく」 - 心ゆたかにたくましく生きる生徒の育成。

立地・環境 編集

秋田市南部にある金照寺山標高56メートル)の一部を造成して建設したため、校舎は秋田市街を見下ろす高台に位置し、かつてはスキー場として利用されていた。周辺には秋田赤十字病院JR東日本秋田総合車両センター南秋田センター一つ森公園がある。

学校前にある平均斜度11度強、大きくS字をえがく全長100m余りの坂を「城南坂」と呼んでいる。文字通り「心臓破りの坂」で通学時の難所だが、生徒にとっては絶好のトレーニング場でもあり、四季を通じて運動部員がこの坂を駆け登る姿が見られた。平成の新校舎建設の際、緩やかで歩きやすい坂に作り直された。

立地の関係で周辺は起伏が多く、体力を養う環境は豊富で、グランドから裏山を抜ける各種ランニングコース(通称 Aコース、Bコース等)や、新校舎建設以前のプール脇にあった、造成時に山を削った跡の急傾斜で高さ(校舎の2階程度)のある斜面は、学校関係者や生徒から、通称アイガーの北壁」と呼ばれ、粘土質で足場の悪い壁面をよじ登って身体能力を鍛える生徒が少なからず存在した。

令和3年度の3月末にC棟の改修工事が終わり、技能教科の技術・家庭科、音楽図書室などの教室が綺麗になった。 引越し作業は1・2年生の部活動所属生徒全員 が行った。

沿革 編集

歴代校長 編集

代数 氏名 在任期間 代数 氏名 在任期間 代数 氏名 在任期間
初代 高橋 幸一 1966年〜1970年 第8代 鈴木 昌 1988年〜1990年 第15代 加藤 義夫 2007年~2011年
第2代 半田 雄三 1970年〜1972年 第9代 長崎 五十武 1990年〜1993年 第16代 高田 均 2011年~2013年
第3代 浅利 三郎 1972年〜1976年 第10代 水野 尚和 1993年〜1996年 第17代 佐藤 淳 2013年~2016年
第4代 村山 謙三 1976年〜1978年 第11代 小西 榮一 1996年〜1998年 第18代 齋藤 透 2016年~2018年
第5代 鈴木 幸雄 1978年〜1981年 第12代 眞井田 恭 1998年〜2000年 第19代 細谷 直 2018年~2020年
第6代 小川 彦四郎 1981年〜1985年 第13代 角崎 敏雄 2000年〜2004年 第20代 長沼 優 2020年~2023年
第7代 相馬 久一 1985年〜1988年 第14代 進藤 進 2004年〜2007年 第21代 佐々木 直樹 2023年〜

生徒数の推移 編集

年度 生徒数 年度 生徒数 年度 生徒数 年度 生徒数 年度 生徒数 年度 生徒数
昭和41年 671名 昭和51年 1056名 昭和61年 1038名 平成8年 864名 平成18年 760名
昭和42年 729名 昭和52年 1134名 昭和62年 1058名 平成9年 865名 平成19年 769名
昭和43年 805名 昭和53年 1172名 昭和63年 1053名 平成10年 868名 平成20年 716名
昭和44年 873名 昭和54年 1200名 平成元年 1034名 平成11年 842名 平成21年 701名
昭和45年 899名 昭和55年 1256名 平成2年 983名 平成12年 832名 平成22年 673名
昭和46年 925名 昭和56年 1366名 平成3年 932名 平成13年 789名 平成23年 632名
昭和47年 989名 昭和57年 1470名 平成4年 906名 平成14年 785名 平成24年
昭和48年 992名 昭和58年 1520名 平成5年 885名 平成15年 758名 平成25年
昭和49年 1016名 昭和59年 977名 平成6年 877名 平成16年 742名 令和5年 約530人
昭和50年 1015名 昭和60年 1038名 平成7年 853名 平成17年 752名

校章 編集

校章の矢は旧秋田藩佐竹候紋章(矢留)を模したものであり、三本の矢羽根は、校訓の「礼節・協力・健康」を表す。「城」の文字は城南中学校を表す頭文字であり、「城」の文字を囲む六角形は、雪国秋田を表す雪の結晶でもある。デザイン・アイディアは中村虎之助。

校歌・応援歌 編集

  • 『秋田市立城南中学校校歌』 - 作詞 竹内暎二郎、作曲 大山会三郎
  • 『躍進城南』
  • 『城南健児』
  • 応援歌『熱血』 - 作詞 石井寿一、作曲 奥田雄次郎
  • 『生徒会賛歌 ああ城南』 - 作詞 鈴木幸雄、作曲 大越寿

立志の像 編集

『立志の像』は秋田市立城南中学校のシンボルで、校舎前の市街を見下ろす位置に立っていたが、現在は正面玄関前に移設している。製作者は、彫刻家小柳力

仁井田、四ツ小屋、上北手の三つの中学校が統合して出来た学校だけに、全校生徒に何か一つ心の拠り所になるものはないかと創設当時の教師や生徒が考えたのが『立志の像』である。この像は等身大の少年少女の姿を白色セメントで仕上げたもので、約1.6mの台座に立つ。1971年12月に除幕している。

少年の立像は北極星を指差し、より高く、勇ましく、きびしい北風に向かっても我が志を貫き進む姿を表す。少女の座像はのように深く、広く、おおらかな気持ちを失わないようにということを表している。未来に対する限りない希望、毎日のきびしい生活の中でも自分自身をしっかりと見つめ逞しく生きてほしいと願い、生徒の心に明日への前進を決意させる象徴である。

行事 編集

委員会活動 編集

・生徒会執行部

・代議員会

・学習委員会

・生活委員会

・厚生委員会

・環境整備委員会

・選挙管理委員会(後学期は消滅)

部活動 編集

運動部 編集

文化部 編集

進学前小学校 編集

著名出身者 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集