稚内市

わっかないし
稚内市
The Most Northern Land of Japan Memorial.jpg
日本最北端の地の碑
Flag of Wakkanai, Hokkaido.svg
稚内市旗
Wakkanai Hokkaido chapter.svg
稚内市章
市旗:1968年4月1日制定
市章:1949年6月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 宗谷総合振興局
団体コード 01214-9
面積 760.89km²
総人口 38,307
住民基本台帳人口、2011年12月31日)
人口密度 50.3人/km²
隣接自治体 天塩郡豊富町
宗谷郡猿払村
市の木 サクラナナカマド
市の花 ハマナス
他のシンボル -
稚内市役所
市長 工藤広
所在地 097-8686
北海道稚内市中央3丁目13番15号
稚内市役所
外部リンク 稚内市役所

日本地域区画地図補助 01510.svg

稚内市位置図(北海道)

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村
北緯45度20分00秒東経141度45分00秒
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稚内市の夜景

稚内市(わっかないし)は、北海道宗谷地方にある市。最果ての宗谷岬礼文島利尻島へのフェリーの航路、最北の駅稚内駅がある、宗谷総合振興局所在地で宗谷管内の中核都市である。

概要

地名の「わっかない」は、アイヌ語で「冷たい飲み水の沢」を意味する「ヤム・ワッカ・ナイ」に由来する。日本最北ので、宗谷総合振興局の所在地である。松前藩が宗谷場所を開設した江戸時代初期以降、港湾として恵まれた地理条件を備え、良質な魚場に恵まれたため漁業の街として発展した。江戸時代中期頃からは国防上の北の要衝として重視されている。日露戦争後には樺太(現在のサハリン)航路を開設、大正時代には鉄道建設も行われ、旭川以北最大の都市となる。戦後、北洋漁業基地としてさらに発展するが、旧ソ連排他的経済水域設定後は、基幹産業である漁業が衰退し人口減少が続いている。

地理

ロシア語が併記された道路標識
商店街ではロシア語の看板が出されている(写真は北海道銀行稚内支店)

稚内市は、現在日本において最北に位置するである。古くから日本本土の北の玄関口として知られる。北海道の市町村で唯一、日本海オホーツク海に面している。

稚内市の最北端は宗谷岬の北西に浮かぶ弁天島(北緯45度31分35秒、東経141度55分09秒[1])であり、現時点において『日本国が実効支配する国土の最北端』である[2]

宗谷岬からサハリンクリリオン岬(樺太西能登呂岬)まではおよそ43kmで、日本で最もロシアに近い。そのため、サハリン州、またはロシアと交流が深く、市内の交通標識や店舗の看板などにはロシア語の表記が散見される。

稚内市の市街地は、ノシャップ岬の付け根部分(稚内港・宗谷湾沿い)に広がる。かつては、稚内駅を中心とした北部の中央地区を中心に発展したが、現在は南稚内駅付近や、国道40号沿いの郊外が発展している。

ノシャップ岬と宗谷岬の中間地点には、声問という漁村がある。この辺りは、声問川が形成した扇状地であり、背後に大沼、さらに内陸には沼川地区がある。土地は平坦だが畑作には適さない気候のため、主に酪農が行われている。

宗谷岬付近には、漁村の大岬がある。宗谷岬南部には宗谷丘陵が広がる。この宗谷丘陵は、度重なる大火と侵食により樹木を喪失し、独特の地形・風景をしている。年平均気温は7℃ほどしかなく寒冷で、強い風が吹くため、樹木が成長できず笹やぶとなっていた。現在は、土地の有効利用のため、主に牧草地となっている。

日本海側には漁村の抜海村があり、抜海村の背後には勇知地区と呼ばれる酪農地帯がある。

気候

稚内市
気候表(説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
90
 
-3
-7
 
 
58
 
-3
-8
 
 
49
 
1
-4
 
 
49
 
7
2
 
 
65
 
12
6
 
 
58
 
16
10
 
 
86
 
20
15
 
 
108
 
22
17
 
 
119
 
20
14
 
 
136
 
14
8
 
 
124
 
6
1
 
 
116
 
0
-4
気温(℃)
総降水量(mm)
出典:気象庁

稚内市の年間の平均気温は7℃ほどである。日本の最北に位置するが、は海の影響から比較的温暖である。逆に、は寒流の影響で気温が上がらない。年間を通じて強い風が吹くため、体感温度は実際の温度よりも低く感じられる。

特別豪雪地帯に指定されているが、北海道の他の自治体と比べると積雪は多い方ではない。

サクラは5月中旬頃に開花し、日本で一番後に開花宣言をすることが多い。その年により根室市よりも早いこともある。標準木は稚内公園内にあるエゾヤマザクラ

極値

稚内地方気象台観測

要素 観測値 観測年月日
最高気温 31.3℃ 1946年8月22日
最低気温 -19.4℃ 1944年1月30日
降雪の深さ寒候年合計 706cm 2010年
最深積雪 199cm 1970年2月9日
最大瞬間風速 44.9m/s 1995年11月8日
稚内市(1981年 - 2010年)の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) −2.7
(27.1)
−2.5
(27.5)
1.2
(34.2)
7.2
(45)
12.0
(53.6)
15.7
(60.3)
19.7
(67.5)
22.3
(72.1)
19.7
(67.5)
13.7
(56.7)
6.1
(43)
0.1
(32.2)
9.4
(48.9)
平均最低気温 °C (°F) −6.8
(19.8)
−7.1
(19.2)
−3.5
(25.7)
1.8
(35.2)
6.0
(42.8)
10.1
(50.2)
14.5
(58.1)
17.3
(63.1)
14.0
(57.2)
8.1
(46.6)
1.0
(33.8)
−4.2
(24.4)
4.2
(39.6)
降水量 mm (inches) 84.3
(3.319)
60.7
(2.39)
50.3
(1.98)
49.0
(1.929)
67.6
(2.661)
53.0
(2.087)
90.6
(3.567)
116.0
(4.567)
123.5
(4.862)
134.1
(5.28)
120.9
(4.76)
112.8
(4.441)
1,484.4
(58.441)
降雪量 cm (inches) 173
(68.1)
143
(56.3)
102
(40.2)
21
(8.3)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
53
(20.9)
160
(63)
656
(258.3)
湿度 72 72 71 75 79 85 86 84 75 68 67 70 75
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 20.3 16.1 11.7 8.4 8.6 7.4 7.9 8.6 10.8 14.0 17.0 20.8 151.7
平均降雪日数 30.1 26.2 24.2 9.2 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 3.4 17.7 28.2 140.0
日照時間 45.6 80.3 138.6 171.8 185.6 166.3 146.8 148.5 177.1 135.9 57.6 30.1 1,484.4
出典: Japan Meteorological Agency

歴史

年表

この頃には、クワエヒル(ストーブの原型)、毛布などが使用され、水腫病対策としてコーヒー豆が配給される。

市の沿革

稚内とはアイヌ語のヤムワッカナイ(yamwakkanay)からきており、「冷たい水の流れる沢」という意味である。

市の行政機関

市長

現在
歴代市長
市長名 任期 任期数
初 - 3 西岡斌 1949年5月1日 - 1959年4月30日 3
4 - 11 浜森辰雄 1959年5月1日 - 1991年4月30日 8
12 - 13 敦賀一夫 1991年5月1日 - 1999年4月30日 2
14 - 16 横田耕一 1999年5月1日 - 2011年4月30日 3
17 工藤廣 2011年5月1日 - 1

市役所

その他の機関

道の行政機関

国の機関

立法

稚内市市議会の定数は20人。

構成

会派(政党) 議席数
市民クラブ 6
民主クラブ 4
公明党 3
政和会 3
ひとり会派の会 2
政友会 2

(平成23年5月1日現在)

不祥事

経済

産業

漁業・水産加工業

稚内公園より見る町並と稚内港

排他的経済水域が指定されるまで北洋漁業基地として大変栄えており、缶詰冷凍干物乾物などを生産する水産加工業も盛んであった。現在も、最盛期ほどではないものの、漁業(特にミズダコは有数の水揚げ量)、水産加工が主力産業である。市内には、名産の海産物を売る大型店が多数ある。しかし、漁業・水産加工にかつてのような勢いはなく、観光産業への転換が図られている。

農業・農産物加工

かつては、勇知地区ではジャガイモ栽培が盛んであった。昭和初期には、勇知地区で栽培されたジャガイモは味が良いと評判になり、東京、大阪方面でブランドいもとして取引された。しかし、もともと天候が畑作に向かないことから酪農への転換が進み、現在の稚内市の農業は酪農が中心である。勇知地区、声問地区では、大規模な酪農を営んでいるが、勇知地区では一部に「勇知いも」などの畑作をする者もいる。酪農家が生産した生乳は、明治(旧・明治乳業)稚内工場などに運ばれ、全脂粉乳、脱脂粉乳、ホエーパウダーなどの乳製品となる。稚内農業協同組合は、低温殺菌ノンホモ牛乳を商品化し、「稚内牛乳」として販売している。宗谷岬地区では、宗谷岬牧場が宗谷黒牛という肉牛を生産している。

観光業

日本最北端を有する稚内市は、その地理的条件を生かし、観光業が盛んである。主な名所としては、最北端の宗谷岬北海道遺産宗谷丘陵利尻礼文サロベツ国立公園稚内公園などがある。 稚内市内では、ホテル・旅館業が盛んである。市が冬季ツアー観光客の夕食に助成金を出すなどしていた1998年度 - 2002年度は離島ブームも手伝って80万人前後まで増大した。

しかし、近年、知床が世界遺産に登録されたことや、旭川市旭山動物園の人気の影響、さらに原油高騰、リーマンショック後の不景気などにより、距離が遠い稚内を敬遠してか観光客が激減し、2009年度は40万人台と最盛期の半分以下となってしまった[5]

稚内市は、かねてより第3セクター「稚内シーポートプラザ」を設立し、稚内全日空ホテルを建設運営するなど力を注いできた。しかし、稚内シーポートプラザは、観光客の減少や他の大型ビジネスホテルの進出などに伴い、経営状態が急速に悪化し、2010年1月に経営破たんし、2010年2月24日に旭川地裁から特別清算開始決定を受けた[6]。その他の旅館でも多数の廃業が見られる[7]

地理的条件や海産物といった旧来のソフトだけでなく観光客を呼び寄せ満足させるための新たなソフト開発が急務となっている。また台湾など外国人観光客誘致に活路を見出そうとする動きもある[8]

観光業以外のサービス業

サービス業は、ホテル・旅館業を除いて、人口規模に比して発達していない。稚内駅、南稚内駅周辺に寿司屋、居酒屋、スナックなどの飲食店街が存在するが、いわゆる歓楽街は存在しない[9]。2008年度以降、企業、公官庁の支店・支所等の閉鎖や地元企業の相次ぐ廃業により、市内のサービス産業は衰退している。特に南稚内周辺の飲食店街は廃業・閉店が相次ぎ、短期間で入居数が半分になってしまったビルもある[要出典]。人口に比して大手チェーン店の進出も鈍く、セブンイレブンローソンファミリーマートなどの大手コンビニや、イオンイトーヨーカドーなどの大手スーパーが進出していない。

他方で、経済活性化対策として市内の建設業者を中心とした再開発が行われている。2007年4月28日には宗谷地方初の複合商業施設である稚内副港市場がオープンした。また、2010年6月12日には映画館(ティ・ジョイ稚内)や商業施設が入る稚内駅前ビルが開業された。

官公庁

稚内市は、旭川以北最大の都市であり、海上保安部、自衛隊、税務署、裁判所、区検察庁などの国の機関や宗谷総合振興局が置かれている。そのため、周辺自治体と比べると公務員の数が多く、官公庁が経済を支えている側面がある。

建設業

稚内市には、3本の国道、14本の道道、重要港湾の稚内港、地方港湾の宗谷港のほか、抜海港などの多数の漁港、稚内空港など、多くの公共施設があり、公共事業が盛んであった。そのため、多くの建設業者が存在し、雇用を支えていた。しかし、バブル崩壊、小泉構造改革などの影響を受け、建設業の現状は厳しく、商業施設経営など経営の多角化を模索している[10]

交通

戦前は、宗谷本線天北線の終点があり、樺太航路もあったことから、交通の要所として栄えた。戦後、鉄道は天北線の廃止などで衰退したが、現在でも宗谷本線稚内駅、南稚内駅などがあり、海路は、利尻・礼文航路、サハリン航路がある。空路は、稚内空港があり、羽田空港、新千歳空港、中部空港(夏季のみ)、関西空港(夏季のみ)などへの直行便がある。宗谷管内の路線バスを運営する宗谷バスが本社を構えており、札幌への都市間高速バスがある。依然として、宗谷地方の交通の要所となっている。

電力

稚内市では、一年を通して強い風が吹くことから、市内に74基の風車を建設 [3]風力発電を行っている。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構の大規模太陽光発電(メガソーラー)の実証研究を行っている[11]。これらの自然エネルギーによる発電によって、稚内市で消費する電力の8割をまかなっている[12]

輸入業

かつては、ソ連およびロシアからの活ガニ等の水産物の輸入も盛んだった。1988年 - 2005年の18年間連続、活ガニ輸入日本一だった[要出典]。しかし、近年は資源枯渇が問題となり、ロシア政府が輸出規制をしているため、2008年度以降、活ガニの輸入も激減している。たとえば、活カニの輸入高は、2004年には120億円を超えていたが、2008年には50億円にまで減少している[13]この影響を受け輸入業者の倒産・廃業が相次ぎ、数社が残るのみとなっている[要出典]

不動産業

稚内市には、18件の登録不動産業者が存在する。稚内北星学園大学に学生が入学する時期は、単身者向け賃貸物件の需要が高くなる。もともと持ち家率が高く、単身者向け住居が多い地域ではなかったことから供給が不足し、家賃水準は北海道のなかでもかなり高水準となっている[14]。稚内市は、給与水準が低く道内平均(2009年6月調査)を月額3.5万円(札幌市より4.5万円)以上下回っており[要出典]、単身者向け賃貸住宅の高額な賃料は若年層が定着せず他都市へ流出する要因とも言われている。ただし、近年の人口流失によって中心部の築年数の古い建物を中心に空家が多く出ており、全体的な相場は下落傾向である[15]

主要企業・団体

農協・漁協

  • 稚内農業協同組合(JAわっかない)
  • 北宗谷農業協同組合(JA北宗谷)沼川支所
  • 稚内漁業協同組合
  • 稚内機船漁業協同組合
  • 宗谷漁業協同組合

金融機関

公共交通機関

電力

水産加工
  • 秋川水産株式会社
  • 株式会社オホーツクニチロ宗谷工場
  • 大東食品株式会社
  • 田上食品工業株式会社

食品加工

  • 株式会社そうべい
  • 菅原畜品株式会社
  • 宗谷岬牧場
  • 株式会社明治(旧・明治乳業株式会社)稚内工場
  • 有限会社 誠洋

商業

  • 株式会社相沢食料百貨店
  • 株式会社副港開発
  • 株式会社稚内副港サービス
  • 稚内丸善株式会社
  • 有限会社山英小新商店(生鮮市場稚内店)

製菓・製パン等

  • 御菓子司小鹿
  • 甘栄堂工藤菓子店
  • 丸ヱ寺江食品株式会社
  • 有限会社香花堂

建設業

  • 石塚建設興業株式会社
  • 株式会社共成建設
  • 株式会社ササキ
  • 株式会社中田組
  • 藤建設株式会社

印刷業

  • 株式会社国境
  • 稚内印刷株式会社

その他

  • 株式会社ホクタン
  • 澤田タイヤ株式会社(タイヤセレクト)
  • チセキ石油販売株式会社
  • なかせき商事株式会社
  • 横田モータース株式会社
  • 稚内港湾施設株式会社

商業施設

ホテル

百貨店・商業ビル

スーパー

ホームセンター

  • サニータウンはまなす店
  • ホーマック稚内店
  • ベストホーム稚内店(西條百貨店)

家電量販店

衣料品

書店

  • クラーク書店(本店、中央店)
  • ブックネットワン稚内店

その他

郵便

宅配便

友好都市・姉妹都市・姉妹港湾

国内

共に豊かな自然があり、水産業が盛んであることや、JR駅最北端始発駅(稚内駅)とJR駅最南端始発駅(枕崎駅)が両市に所在していることから2011年1月に枕崎市側が稚内市に友好都市提携の申し入れを行い[18]、2012年4月28日に友好都市締結宣言調印式が行われた[17][19]

海外

(ただし、サハリン州の上記3都市がある南樺太は、ロシアが平和条約を締結していないため日本政府は国際法上所属未定地域との立場を取っている。)

地域

人口

2012年4月30日現在 37,932人である。200海里規制以降の漁業減船や酪農廃業、国鉄分割民営化に伴う合理化、JR天北線の廃止、さらに不景気の影響で若年者の就職先がなく他都市へ流出している。ここ数年は特に人口の減少幅が拡大しており、2008年度は1年間だけで797人が減少(減少率1.96%)し、減少数・減少率ともに過去最大となった。その後も人口減少は止まらず、2009年度601人減、2010年度373人減、2011年度549人減、2012年度はわずか4ヶ月で376人減と激しい減少が続いており、非常に深刻な状況である。2002年には過疎地域の適用を受けている。

Demography01214.svg
稚内市と全国の年齢別人口分布(2005年) 稚内市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 稚内市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
稚内市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 54,493人
1975年 55,464人
1980年 53,471人
1985年 51,854人
1990年 48,232人
1995年 45,754人
2000年 43,774人
2005年 41,592人
2010年 39,601人
総務省統計局 / 国勢調査

教育

大学

私立

高等学校

道立高等学校
私立高等学校

小・中学校

すべて稚内市立

中学校
稚内中学校稚内南中学校稚内東中学校宗谷中学校潮見が丘中学校
小学校
稚内中央小学校稚内港小学校稚内南小学校稚内東小学校稚内潮見が丘小学校声問小学校宗谷小学校大岬小学校富磯小学校
小中学校併設校
稚内西小中学校、下勇知小中学校、上勇知小中学校、増幌小中学校、天北小中学校
廃校となった小・中学校
稚内小学校、稚内北小学校、更喜苫内小学校、抜海小中学校、上声問小学校、曙小学校、樺岡小中学校、沼川小中学校、曲渕小中学校、豊別小中学校、上修徳小中学校、東浦小中学校

特別支援学校

医療

市立稚内病院

入院施設を有する上記病院には2011年平成23年)4月時点で呼吸器内科・神経内科・循環器外科・循環器内科・麻酔科の常勤医がおらず、旭川市への緊急患者搬送が必要となる場合もある。

住宅団地

交通

稚内空港
稚内港
新フェリーターミナル
JR稚内駅
宗谷バスターミナル

空港

全日本空輸が、新千歳空港、東京国際空港、中部国際空港(6月 - 8月運航)、関西国際空港(6月 - 9月運航)の各便を運行。

港湾

重要港湾
ハートランドフェリー樺太大泊(サハリンコルサコフ)、利尻・礼文とをフェリーで結ぶ。
戦前は、国鉄稚泊連絡船が同区間に存在した。
地方港湾
漁港
抜海漁港、西稚内漁港、恵山泊漁港、声問漁港、富磯漁港、東浦漁港

鉄道

かつては天北線が運行していたが、1989年に廃止されている。

バス

都市間バス

道路

タクシー

※その他に運転代行業が3社ある。

レンタカー

名所・旧跡・観光・祭事・催事・特産品

文化財

道指定史跡

病死した庵原弥六や北辺警備にあたった幕吏、諸藩士の墓がある。

市の文化財

大岬旧海軍望楼跡

観光

日本最北端の碑と間宮林蔵の立像
科学館と水族館
北防波堤ドーム
稚内温泉童夢
大沼
抜海岬のゴマフアザラシ
宗谷岬付近
宗谷の護国寺付近。コーヒー豆の形をしている
日本海側
北海道道106号稚内天塩線の風景は、本や雑誌でも取り上げられることが多い。
ノシャップ岬付近
稚内市街地付近
氷雪の門九人の乙女の像開基百年記念塔、ゲストハウス氷雪(足湯)、森林公園キャンプ場、南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔などがある。
観光客が利用できる休憩室、シャワー室、洗濯室、洗面所、公衆電話、コインロッカー、トイレが配置されている。一部有料。
利尻・礼文、サハリン州コルサコフへの定期航路がある。
温泉、飲食店、お土産店、松坂大輔スタジアムなどが入居する複合ショッピング施設
声問地区
オートキャンプ、自然散策、パークゴルフなど。
勇知地区
観光農園。イチゴ狩り、トマトなど各種野菜狩りを楽しむことができる。レストラン有り(冬季休業)。
稚内出身の画家高橋英生のアトリエ兼カフェ。冬季も営業している。

スポーツ施設

※ 球場・球技場・テニスコートは12月~3月までは冬季閉鎖される。

すべての施設が市営(公営)である。

祭り・イベント

  • 初日の出インてっぺん《1月1日》
  • 南極ハイランド《2月1日 - 3月下旬》
  • JAPAN CUP 全国犬ぞり稚内大会《2月下旬》
  • ウインタースポーツカーニバル《3月上旬》
  • 大沼白鳥まつり《5月上旬》
  • 中央商店街歩行者天国《6月》
  • 北門神社例大祭《7月4日 - 7月6日》
  • 稚内みなと南極まつり《8月第1土・日曜日》
  • 南神社祭《8月10日 - 8月12日》
  • グルメまつり《9月中旬 - 下旬》

特産品

主な産業が漁業であることから、特産品は主に海産物であるが、肉牛などの農産物もある。

水産物
農産物
宗谷岬牧場が生産する最北のブランド肉牛。主に黒毛和牛のF1(交雑種)で、適度なサシが入り柔らかな肉質と甘みのある脂が特徴。ステーキ、すき焼き、焼肉などで用いられるほか、お土産用冷凍ハンバーグが人気である。
勇知地区で栽培されたジャガイモ。品種は農林1号であるが、他の地域で栽培されたものと比べ甘味とホクホク感が強いとされる。明治期には首都圏などで高値で取引されたが、その後、酪農へ転換が進み栽培する者がいなくなった。近年、勇知地区の一部で栽培を再開しているが、人気が高く収穫量が少ないため「幻のジャガイモ」となっている。
稚内農業協同組合と北宗谷農業協同組合沼川支所が生産した生乳100%のプレミアム牛乳。ホモジナイズド(牛乳内の乳脂肪球を機械的に破壊し、分離しにくくする処理)をせず、低温殺菌(65℃30分)で処理している。稚内牛乳を使ったソフトクリーム、アイスクリームもある。
その他の特産品
宗谷海峡の海水から製造する高級塩。小売のみならず、稚内市内の飲食店の料理や加工食品などに広く用いられている。
名物料理
稚内市内で水揚げされたミズダコの足を新鮮なうちに冷凍して薄くスライスし、しゃぶしゃぶにする。通常、凍っているミズダコの身を2秒ほどお湯に通しタレに付けて食べる。ゆですぎると身が縮み固くなる。最後は雑炊や中華麺などを入れる。食感がとても美味である。
稚内ラーメンとは、稚内市のラーメン店で提供されるラーメン。麺は、主に自家製または稚内市内にある2箇所の製麺所で製麺された細ちぢれ麺を用いる。スープは、利尻昆布と豚骨のダブルスープが多いが、透明であっさりしており、豚骨スープ特有の嫌な臭みはない。近年は味噌味を提供する店も増えたが、昔からあるのは塩味と醤油味。トッピングは至ってシンプルで、豚ロースのチャーシュー、細切りメンマ、ネギを中心に、店によってお麩、なると、ゆで卵のスライスなどがのる場合が多い。非常にシンプルだが、飽きのこない味である。

稚内市を舞台にした作品

文芸・漫画

映画・アニメ

音楽

出身・ゆかりのある有名人

市内に本拠を置くマスコミ

脚注

  1. ^ 北海道市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度
  2. ^ ただし、日本政府が主張している領土としての日本最北端は、択捉島カモイワッカ岬(北緯45度33分28秒・東経148度45分14秒)である。
  3. ^ 図典 日本の市町村章 p23
  4. ^ 稚内市旗
  5. ^ 観光入込客数調査結果
  6. ^ 元第3セクター「稚内シーポートプラザ」が特別清算(BNNプラス北海道365)。ただし、稚内全日空ホテルは明治海運子会社に譲渡され、営業は継続されている。
  7. ^ 2010年3月までに、稚内観光ガイドブック平成21年度版に掲載されているホテル、旅館、民宿、ペンションその他の宿泊施設のうち10軒が稚内観光協会のサイトから削除されている。
  8. ^ [1]
  9. ^ ただし、年配の方を中心に、稚内中央「仲通り」を歓楽街と呼ぶ人もいる。
  10. ^ 建設業者が中心となって設立した稚内副港市場や最北シネマなどがその例である。
  11. ^ メガソーラー実証研究
  12. ^ 消費電力の8割をまかなう
  13. ^ 54.稚内港輸出入実績 (PDF)
  14. ^ 市民意識調査報告書 (PDF)地域住宅計画 (PDF)
  15. ^ 稚内市は、中心部の空洞化対策としてまちなか居住推進計画を実行している [2]
  16. ^ 宗谷村の一部は日本郵便稚内支店鬼志別集配センターが集配業務を行う。
  17. ^ a b 南日本新聞』 2012年4月29日付(枕崎、稚内 友好都市締結を宣言)
  18. ^ 広報まくらざき 2011年3月号 (PDF) - 枕崎市 2012年4月29日閲覧。
  19. ^ JR最北・稚内、最南・枕崎市が友好都市締結 - 読売新聞 2012年4月29日閲覧。

関連項目

外部リンク

行政
観光