穏座
概要 編集
公式の宴席・勧杯である宴座に続いて開かれるもので、宴座から場所を移して行われ、内容も様々な作法があった宴座とは異なって略式で今日でいうところの「二次会」的な要素を持っていた。ただし、諒闇と重なった時には行われないこととされていた。飲食のみならず、参加者による管弦などの楽器演奏や詩の披露などが行われるなど、くつろいだ雰囲気の中で行われ、時には無礼講とされた。
参考文献 編集
- 倉林正次「穏座」(『国史大辞典 2』(吉川弘文館、1980年) ISBN 978-4-642-00502-9)
- 赤木志津子「穏座」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)