立川氏(たちかわし / たてかわし)は武蔵七党のひとつとされる西党に属する地方豪族。中世においては立河と書くことが多く、読みも「たてかわ」としていたようである。平安時代から戦国時代末期まで東京都立川市の南部を支配した。なお、児玉党に属す一族もあった。祖は立河宗恒。


略史 編集

       一説によると、徳川幕府により水戸藩への奉公を命ぜられ、移住したとされる。

関連寺院 編集

  • 普済寺 立川氏の館跡とも言われる。国宝六面石幢で有名。
  • 昭島市福厳寺 立川氏一族居住せし跡也とあり。中野氏など一派一族の菩提寺。近辺には田村氏、中野氏など西党に属した名前が多々見受けられる。

外部リンク 編集