笈川駅

福島県河沼郡湯川村にある東日本旅客鉄道の駅

笈川駅(おいかわえき)は、福島県河沼郡湯川村大字松前甲にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[1]

笈川駅
駅出入口(2022年9月)
おいかわ
Oikawa
堂島 (3.1 km)
(1.9 km) 塩川
地図
福島県河沼郡湯川村大字松前甲[1]
北緯37度34分44.07秒 東経139度53分44.06秒 / 北緯37.5789083度 東経139.8955722度 / 37.5789083; 139.8955722座標: 北緯37度34分44.07秒 東経139度53分44.06秒 / 北緯37.5789083度 東経139.8955722度 / 37.5789083; 139.8955722
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線
キロ程 73.2 km(郡山起点)
電報略号 オイ←ヲイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
27人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1934年昭和9年)11月1日[1][3]
備考 無人駅[2]
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朝夕の一部と日中1本を除き普通列車も通過し、利用可能列車は上下5往復の気動車列車のみである[2][注 1]。但し、日橋川「川の祭典」花火大会開催時に運転される臨時列車電車で運行され、当駅に停車する[4]

歴史 編集

1934年昭和9年)に、気動車会津地方に投入され、短区間運行されるようになった。これに伴い、バスへの対抗を兼ねて駅を増設することとなり、新設された駅である。この関係で長距離運行列車は通過し、区間列車のみ停車する駅である[注 1]。同様の駅は、戦時中の石油消費規制により気動車が一度廃止された際に一緒に廃止となったり、存続したものでも戦後の運行形態変化に伴い全列車が停車する通常の駅に変化したりしたが、会津若松 - 喜多方間には当初の運行形態のまま、一部列車のみ停車する駅が残存している[注 1][5]

年表 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅。ホーム上に小さなプレハブ小屋のような待合室が設置されている。

あいづ統括センター(会津若松駅)管理の無人駅[2]

利用状況 編集

2004年度の1日平均乗車人員27人であった[8]

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 30
2001 25
2002 27
2003 25
2004 27

駅周辺 編集

その他 編集

駅名は開設当時の所在地笈川村であったことに由来する。笈川村は昭和32年に勝常村との合併で湯川村となった。

隣の駅 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線(一部列車のみ停車)
堂島駅 - 笈川駅 - 塩川駅

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b c 当駅の他に会津若松 - 当駅間に存在する堂島、塩川駅 - 喜多方駅間に存在する姥堂、会津豊川の3駅も一部普通列車が通過となっている。

出典 編集

  1. ^ a b c d JR東日本:各駅情報(笈川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月23日閲覧 
  3. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
  4. ^ http://www.kitakata-kanko.jp/news/pdf/pdf_000340.pdf
  5. ^ 岩成政和「みどりの中 キハ40系が行く 磐越西線各駅停車」『鉄道ジャーナル』第636号、2019年10月、20 - 35頁。 
  6. ^ 歴史春秋社『磐越西線−会津ローカル線の旅−』(初)歴史春秋出版、1990年、161-162頁。ISBN 4897572363 
  7. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  8. ^ 第120回福島県統計年鑑

参考文献 編集

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目 編集

外部リンク 編集