笑福亭鶴笑
五枚笹は、笑福亭一門の定紋である。
笑福亭 鶴笑(しょうふくてい かくしょう、1960年5月2日 - )は、兵庫県朝来郡山東町(現在の朝来市)出身の上方の落語家(上方噺家)。所属事務所は吉本興業。本名 金田 久和(かねだひさかず)。出囃子『ハリスの旋風』。
通常、松鶴一門は師匠と同じ松竹芸能に所属するケースが通常であるが、鶴笑は師匠である笑福亭松鶴が晩年の頃に入門したこともあり(松鶴は鶴笑が入門してから2年後に死去している)、兄弟子である笑福亭仁鶴の元で修業しやすいようにとの配慮もあり吉本所属となった。
新人時代に心斎橋筋2丁目劇場に出演していたとき、落語に関心のない女子中高生に少しでも注目をあびるために、パペット落語を考案する。主なネタには「赤ずきんちゃん」「ゴジラ対キング鶴笑」等がある。
他に大道芸人としてニューヨーク、上海、オーストラリア等でショーを行なった。
2000年より海外へ移住して、パペット落語を中心に英語をはじめとして現地の言葉で落語を演じ、海外での落語・日本文化の普及に努める。シンガポールを経て、ロンドンを拠点に活動していたが、2008年より再び日本を拠点に活動することになった。
2006年には特定非営利活動法人『国境なき芸能団』設立。これはトルコでの『国境なき医師団』のメンバーに『心の交流なら落語家さんのほうができるのでは』と言われたのがきっかけ。
過去に和田山竹田家具のCMに「和田山生まれの鶴笑さん」として出演していたが、厳密には前述のように隣町の山東町出身である(もっとも和田山町と山東町は2005年4月に生野町、朝来町も含めて合併し朝来市となったため、現在は同郷と言っても差し支えない状況にある)。
略歴
- 噺家なる以前は職を転転とする。
- 1984年 6代目笑福亭松鶴に入門。
- 1993年 ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞受賞。
- 1998年 ハンガリー国際人形劇フェスティバル特別賞受賞。
- 同年 カナダ国際コメディーフェスティバルに参加。
- 2000年 シンガポールへ移住
- 2003年3月 第53回芸術選奨新人賞受賞。文化庁文化交流使第1号に任命
- 同年7月 文化庁より日本第1号の文化交流使。
- 同じく同年8月 イギリス・エジンバラフリンジフェスティバル制覇。
- 2004年 文化交流使として渡英
- 2006年 慰問活動を目的とした特定非営利活動法人『国境なき芸能団』設立
- 2008年 活動拠点を日本に戻す。
- 同年 繁昌亭大賞創作賞受賞。
- 2012年1月 故郷・兵庫県朝来市の観光大使に任命された。