第16回ベルリン国際映画祭

第16回ベルリン国際映画祭は1966年6月24日から7月5日まで開催された。

概要 編集

金熊賞はロマン・ポランスキーの作品に与えられたが、他にもカルロス・サウラジャン=リュック・ゴダールなどの作品が高い評価を得、新しい世代の監督達が注目された年となった。

受賞 編集

上映作品 編集

コンペティション部門 編集

長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
題名
原題
監督 製作国
袋小路
Cul-de-sac
ロマン・ポランスキー   イギリス
Der Weibsteufel ゲオルク・トレスラー   オーストリア
ジョージー・ガール
Georgy Girl
シルヴィオ・ナリッツァーノ   イギリス
Jakten
(The Chasers)
Yngve Gamlin   スウェーデン
狩り
La caza
カルロス・サウラ   スペイン
Le Stagioni del nostro amore
(Seasons of Our Love)
フロレスターノ・ヴァンチーニ   イタリア
Les Coeurs verts Édouard Luntz   フランス
スター誕生の夢
Lord Love a Duck
ジョージ・アクセルロッド   アメリカ合衆国
男性・女性
Masculin féminin: 15 faits précis
ジャン=リュック・ゴダール   フランス  スウェーデン
Nayak
(The Hero)
サタジット・レイ   インド
O Fovos
(The Fear)
コスタス・マヌサキス   ギリシャ
O Padre e a Moça
(The Priest and the Girl)
ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラデ   ブラジル
Schonzeit für Füchse
(No Shooting Time for Foxes)
ペーター・シャモニ   西ドイツ
グループ
The Group
シドニー・ルメット   アメリカ合衆国
Una Questione d'onore
(A Question of Honour)
ルイジ・ザンパ   イタリア  フランス

審査員 編集

  • ピエール・ブロンベルジェ (フランス/プロデューサー)
  • フランツ・ザイツ (西ドイツ/プロデューサー)
  • Khwaja Ahmad Abbas (インド/監督)
  • ピエル・パオロ・パゾリーニ (イタリア/監督)
  • ラルス・フォルセル (スウェーデン/脚本家)
  • Emilio Villalba Welsh (アルゼンチン/脚本家)
  • Hollis Alpert (アメリカ/)
  • Helmut de Haas (西ドイツ/)
  • Kurt Heinz (西ドイツ/)

外部リンク 編集