第18軍 (ドイツ軍)Deutsche 18. Armee)は、第二次世界大戦時のドイツ軍の部隊である。

第18軍
創設 1939年11月5日
廃止 1945年5月8日
所属政体 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
所属組織 ドイツ国防軍陸軍
部隊編制単位
担当地域 西部戦線
東部戦線
主な戦歴 フランスの戦い
東部戦線
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歴史 編集

1939年11月、第VI軍管区で編成され、フランスの戦いの際には、オランダベルギーで戦いに参加、その後の1940年にフランスへ移動した。

1941年、第18軍はバルバロッサ作戦に参加するため、ドイツ・ソビエト連邦国境に移動した。第18軍は1945年前半まで北方軍集団に所属して戦ったが、ソビエト連邦がバグラチオン作戦を発動させ、北方軍集団がクールラントに包囲された時、第18軍も含まれていた。後に、北方軍集団がクールラント軍集団と改名された時、第18軍は第16軍とともにその所属となった。

第18軍はクールラント・ポケットで終戦まで戦い、ソビエト赤軍に降伏、所属将兵はソビエト赤軍の捕虜となり、強制収容所へ送られ、その大部分は故郷へ帰ることはなかった。

司令官 編集

着任 離任 階級(当時) 氏名
1939年11月5日 1942年1月16日 砲兵大将 ゲオルク・フォン・キュヒラー
1942年1月16日 1944年3月29日 上級大将 ゲオルク・リンデマン
1944年3月29日 1944年9月2日 砲兵大将 ヘルベルト・ロッホ
de:Herbert Loch
1944年9月5日 1945年5月8日 歩兵大将 エーレンフリート・ベーゲ

脚注 編集