第26回日本レコード大賞(だい26かいにほんレコードたいしょう)は、1984年昭和59年)12月31日帝国劇場で行われた、26回目の『日本レコード大賞』である。

第26回日本レコード大賞
会場として使われた帝国劇場
ジャンル 特別番組 / 音楽番組
司会者 森本毅郎
竹下景子
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
製作 TBSテレビ(製作著作)
放送
放送チャンネルTBS系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1984年12月31日
放送時間月曜19:00 - 20:54
放送枠日本レコード大賞
放送分114分
回数1回
番組年表
前作第25回日本レコード大賞1983年
次作第27回日本レコード大賞1985年)
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概要 編集

司会は第11回から15年連続して務めた高橋圭三に代わり、当時NHKからTBSに移籍して間もなく『森本毅郎さわやかワイド』→『森本ワイド モーニングEye』のキャスターを務めていた森本毅郎が起用された。

第26回の大賞は、五木ひろしの「長良川艶歌」に決定した。五木ひろしは11年ぶり2度目の受賞。演歌歌手の受賞は第24回(1982年)から3年連続。TBSの『ザ・ベストテン』年間ベストテン1位の楽曲が受賞したのは、第23回(1981年)から4年連続で、同番組が1989年に放送終了したことで結果的に最後の記録となった。大賞の発表は、この年から審査員の一員に加わる高橋圭三、最優秀新人賞の発表は司会の森本毅郎がそれぞれ行った。ちなみにこれが高橋圭三にとって最後のレコード大賞発表となった。

次点は中森明菜の「北ウイング」だった。3連覇を狙った前年第25回の大賞受賞者の細川たかしは最優秀歌唱賞となった。

この年を最後に引退した都はるみに特別大衆賞を授与した(6年後に歌手復帰する)。

帝国劇場で開催されるのは最後となった。

視聴率は2.3P下落の30.4%。

司会 編集

進行補佐
  • 生島ヒロシ(TBSアナウンサー)
  • 松宮一彦(TBSアナウンサー) - 3度目の司会。
  • 三雲孝江(TBSアナウンサー) - リポーターを含めると2度目の担当。
中継リポーター

受賞作品・受賞者一覧 編集

日本レコード大賞 編集

最優秀歌唱賞 編集

最優秀新人賞 編集

アルバム大賞 編集

特別大衆賞 編集

最優秀スター賞 編集

金賞 編集

松田聖子とチェッカーズは授賞式を欠席。

新人賞 編集

菊池桃子(サイパンにて仕事のため)、一世風靡セピアは授賞式を欠席。

優秀アルバム賞 編集

作曲賞 編集

編曲賞 編集

作詩賞 編集

特別賞 編集

企画賞 編集

  • 「東京かくれんぼ」「東京たずね人」「東京めぐり愛」三部作
    • 東京音楽出版(株)
  • 「東京かくれんぼ」「東京たずね人」「東京めぐり愛」三部作
    • 日本コロムビア(株) - 4年ぶり6度目。
    • (株)ディスコ
  • もしも明日が…。」「めだかの兄妹
    • (株)フォーライフレコード
  • 「流氷よ哭け母の歳月」
    • 日本コロムビア(株)

功労賞 編集

ゲストほか 編集

ほか

TV中継スタッフ 編集

  • 運営プロデューサー:青柳脩・梅沢汎・今里照彦・斎藤正人
  • プロデューサー:斎藤正人・滝本裕雄
  • 演出:五十嵐衛
  • 舞台監督:宇都宮荘太郎
  • 技術:鈴木康之
  • TD:大野健三・沢田泰生
  • 映像:倉松賢三
  • カラー調整:西沢正捷
  • 音声:椎木洋次・吉田克弥
  • 照明:小島久明
  • 音響:大鐘信慶
  • 美術制作:和田一郎
  • 美術デザイン:三原康博・浦上憲司
  • 中継担当:塩川和則
  • 中継スタッフ(NHKホール前)
  • 中継スタッフ(北海道・ニセコ)
    • プロデューサー:竹村直樹(北海道放送
    • 演出:松浦代志文(北海道放送)・水留章
  • 構成:玉井冽沢口義明
  • 取材:松井智代子・杉山文三枝
  • 音楽:長洲忠彦服部克久
  • 指揮:長洲忠彦
  • 演奏:岡本章生とゲイスターズ・高橋達也と東京ユニオン・ベストアンサンブル・Henry Band・PaPa
  • コーラス:ルージュ
  • ステージング:西条満
  • 制作協力:北海道放送
  • 製作著作:TBS
  • 主催:日本作曲家協会、日本レコード大賞制定委員会、日本レコード大賞実行委員会

関連項目 編集

外部リンク 編集