第56回ベルリン国際映画祭

第56回ベルリン国際映画祭2006年2月9日から19日まで開催された。

概要 編集

コンペティション部門では19本の長編、10本の短編が上映され、サラエヴォのグルバヴィツァ地区を舞台に、ボスニア紛争中にセルビア軍が起こした集団レイプ事件を扱った『サラエボの花』が金熊賞を受賞した。そのほか、ベルリン・スペシャル、パノラマ部門、フォーラム部門、レトロスペクティブ、ドイツ映画部門などで300本以上の作品が上映された。

受賞 編集

上映作品 編集

コンペティション部門 編集

長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。

題名
原題
監督 製作国
今宵、フィッツジェラルド劇場で
A Prairie Home Companion
ロバート・アルトマン   アメリカ合衆国
キャンディ
Candy
ニール・アームフィールド   オーストラリア
Der freie Wille
(The Free Will)
マティアス・グラスナー   ドイツ
ボディーガード
El custodio
ロドリゴ・モレノ   アルゼンチン  フランス
  ドイツ  ウルグアイ
素粒子
Elementarteilchen
オスカー・レーラー   ドイツ
En Soap
(A Soap)
ペルニッレ・フィッシャー・クリステンセン   デンマーク  スウェーデン
コネクション マフィアたちの法廷
Find Me Guilty
シドニー・ルメット   アメリカ合衆国
サラエボの花
Grbavica
ヤスミラ・ジュバニッチ   ボスニア・ヘルツェゴビナ  オーストリア
  ドイツ  クロアチア
インビジブル・ウェーブ
Invisible Waves
ペンエーグ・ラッタナルアーン   タイ  オランダ
  香港  韓国
Zemestan
(It's Winter)
ラフィ・ピッツ   イラン
権力への陶酔
L'ivresse du pouvoir
クロード・シャブロル   フランス  ドイツ
オフサイド・ガールズ
Offside
ジャファール・パナヒ   イラン
レクイエム~ミカエラの肖像
Requiem
ハンス・クリスティアン・シュミット   ドイツ
犯罪小説
Romanzo criminale
ミケーレ・プラチド   イタリア  フランス  イギリス
渇望
Sehnsucht
ヴァレスカ・グリーゼバッハ   ドイツ
Slumming ミヒャエル・グラウガー   オーストリア  スイス  ドイツ
スノーケーキを君に
Snow Cake
マーク・エヴァンス   カナダ  イギリス
グアンタナモ、僕達が見た真実
The Road to Guantanamo
マイケル・ウィンターボトム
マット・ホワイトクロス
  イギリス
イザベラ
伊莎貝拉
パン・ホーチョン   香港

コンペティション外 編集

日本映画 編集

審査員 編集

外部リンク 編集