第73回天皇杯全日本サッカー選手権大会

1993年-1994年に開催された第73回サッカー天皇杯

第73回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい73かいてんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、1993年平成5年)12月5日から1994年(平成6年)1月1日まで開かれた天皇杯全日本サッカー選手権大会である。

第73回天皇杯全日本サッカー選手権大会
開催国 日本の旗 日本
参加チーム数 32
優勝 横浜フリューゲルス
準優勝 鹿島アントラーズ
試合総数 31
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この大会は横浜フリューゲルスが初優勝。

概要 編集

出場チーム 編集

Jリーグ 編集

北海道 編集

東北 編集

関東 編集

北信越 編集

東海 編集

関西 編集

中国 編集

四国 編集

九州 編集

試合 編集

1回戦 編集

  • 鹿島アントラーズ 1(PK3-2)1 NKK
  • 東北電力 3-2 三洋電機洲本
  • 名古屋グランパスエイト 2-1 ヤマハFCジュビロ磐田
  • 高知大学 0-5 ガンバ大阪
  • ジェフユナイテッド市原 3-0 大阪商業大学
  • 東芝 2-1 福岡大学
  • 西濃運輸 1-2 中央大学
  • 札幌大学 0-6 清水エスパルス
  • 横浜マリノス 3-1 日立FC柏レイソル
  • 同志社大学 2-4 川崎製鉄
  • 早稲田大学 3-0 北陸電力
  • 鹿屋体育大学 1-2 サンフレッチェ広島
  • 横浜フリューゲルス 4-1 田辺製薬
  • 大塚製薬 0-3 浦和レッドダイヤモンズ
  • コスモ石油 1-0 ベルマーレ平塚
  • ほくでん 0-5 ヴェルディ川崎

2回戦 編集

  • 鹿島アントラーズ 6-1 東北電力
  • 名古屋グランパスエイト 3-2 ガンバ大阪
  • ジェフユナイテッド市原 2-0 東芝
  • 中央大学 0-1 清水エスパルス
  • 横浜マリノス 2-1 川崎製鉄
  • 早稲田大学 0-2 サンフレッチェ広島
  • 横浜フリューゲルス 4-3 浦和レッドダイヤモンズ
  • コスモ石油 0-2 ヴェルディ川崎

準々決勝 編集

  • 鹿島アントラーズ 5-3 名古屋グランパスエイト
  • ジェフユナイテッド市原 1-2 清水エスパルス
  • 横浜マリノス 1-3 サンフレッチェ広島
  • 横浜フリューゲルス 2-1 ヴェルディ川崎

準決勝 編集

1993年12月23日
鹿島アントラーズ 1 - 0 清水エスパルス
秋田豊   59分

1993年12月23日
サンフレッチェ広島 1 - 2
(延長)
横浜フリューゲルス
盧廷潤   88分 前田治   61分
フェルナンド・モネール   97分

決勝 編集

決勝は、鹿島アントラーズジーコが欠場[1]、アントラーズは前半早々に黒崎比差支が先制点を挙げたが、前半終了間際にアントラーズGK古川がペナルティエリアでフリューゲルスの前田に対するプレーでPKを取られ、これをエドゥーが決めてフリューゲルスが同点とした。後半フリューゲルスは前園のドリブル突破をアントラーズ大場がファールで倒してPKを与え、更に大場は退場処分[2]、これを再びエドゥーが決め、フリューゲルスがリードを奪う。試合終了間際、アントラーズ奥野僚右がボレーで同点ゴールを挙げて延長に突入した[2]。延長に入りエドゥーのCKを途中出場したフリューゲルス渡辺がヘッドで決めてフリューゲルスが勝ち越す、その後フリューゲルスのアマリージャが連続してゴールを挙げ、最後は反町もゴールを挙げ、フリューゲルスは4点の差を付けて初優勝を飾った[2]


1994年1月1日
鹿島アントラーズ 2 - 6
(延長)
横浜フリューゲルス
黒崎比差支   6分
奥野僚右   89分
エドゥー   44分63分
渡邉一平   112分
ラウル・アマリージャ   115分118分
反町康治   119分

出典 編集

  1. ^ 横浜フリューゲルス、初V 粘る鹿島を圧倒”. 2023年3月16日閲覧。
  2. ^ a b c Jサッカーグランプリ 1994年2月号 p.4-p.9

関連項目 編集

外部リンク 編集